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マイプロジェクト

地域Summit

2020.11.18

【レポート】地域が支えるカワプロ~川崎ワカモノ未来PROJECT2020

高校生が川崎のまちを舞台に、自分でプロジェクトを企画し実行する「川崎ワカモノ未来PROJECT」(以下カワプロ)。
カワプロは、高校生・大学生メンターの活動の場ではありますが、それを支える立場として、「地域の大人」にも協力を得ています。
昨年に続き今年も参加してくださっているオカポンこと、岡本克彦さんにお話を伺いました。

 

▼カワプロとの出会い

—–昨年初参加されたときのカワプロの印象はいかがでしたか?
ずっと石井さん(カワプロ1期から参加の石井秀和さん)が夏にやっていたのをFacebookで見てて、楽しそうだなと思ってて。実際に参加してみて、大学生が高校生に向かう「熱量」みたいなものに感動しましたね。高校生がやりたいことを後押しする、それでいいんだよ、と応援するみたいなこと。それがあるから高校生も迷いながらも自分がやりたいことをやれるんだと思いました。
大人にしても、出来ることは「見守る」ということがメインですよね。

 

昨年のカワプロのキックオフの様子

 

—–ご自身も地域で活動されていますが、カワプロの高校生たちのように、学生時代から「まちづくり」に関心があったのでしょうか?
いや、全然(笑)。ぼくのまちデビューはつい最近ですよ!

 

▼誰かのためではなく、自分のため

—–あ、学生時代からの活動家、みたいな方なのかと思っていました(笑)

仕事(NEC)の関係でこのまちに引っ越してきてからも、ずっと会社と家の行き来だけでした。でも、仕事上で他社と連携したプロジェクトに参加することになって、Co-Creation(共創)の楽しさを知ったんです。その流れで、プライベートで家族しか繋がりがないのが寂しくなって、地元で参加しやすくて抜けやすい、ゆるいコミュニティを探して、みつからなくて、じゃあ作っちゃおうと思って「こすぎの大学」という活動を始めたのが、まちデビューです。2013年からなので、10年もたっていません。

 

昨年のカワプロでのリングビー体験会

 

——それにしても7年目!簡単に続けてこられる年数ではないように思いますが?
よく「何のためにやってるんですか?」と言われるんですが、「何か」「誰か」のためにやっている訳ではないんですよね。
僕が知りたいこと、やりたいことをやっているだけで。
ただ「地元デザイン」というようなワードは意識してるんです。
自分のためにやっているけど、それがなんとなく誰かの嬉しいや楽しいに繋がるような形になればいいなと。

 

▼未来は創るもの

—–カワプロに関わる大人として、高校生世代へのメッセージをいただけますか?
今、仕事でも高校への出張授業をしていて、「小さいチャレンジが歯車のように連動して大きな力になる」というようなことを伝えています。
未来を明るいものと考えられない子たちも多いのだと聞きますが、今の結果としての未来なので、来て欲しい未来を描いて、そのための道を創るのが今なんだよと言いたいですね、自分に対してもですけど。

 

昨年のカワプロ成果発表会での様子

 

誰に対しても、伝えるだけでなくて、伝え合いたい、キャッチボールがしたいという岡本さん。
地域活動に意欲的な仲間同士で、職場内でのチームも作っているそうです。

地域の中で活動している先輩の力強い言葉は、高校生たちへのエールになりますね!

岡本さんがご自身でもカワプロの記事を書いてくださっています!
https://note.com/katuhiko0821/n/na90138bed6fc

▼これまでのカワプロレポートはこちらから

①川崎ワカモノ未来PROJECT2020いよいよ始まります!~参加者募集開始~
②【レポート】卒業生たちが支える今年~川崎ワカモノ未来PROJECT2020

③【レポート】受けとる側から渡す側へ~川崎ワカモノ未来PROJECT2020
④【レポート】プロジェクトのタマゴ生まれた~川崎ワカモノ未来PROJECT2020

 

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