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マイプロジェクト(マイプロ)は高校生による地域や社会のためのプロジェクト活動です。

マイプロジェクトの取り組み

マイプロジェクトが取り組む活動内容や
その背景、成果についてお伝えします。

現状

社会参加意欲の高い高校生たちの意欲の火を支える仕組みと、
正解のない時代に必要な力を育み、地域課題を教育機会に変える、
新たな教育プログラムが必要とされています。

3〜4割の高校生に社会参加意欲がある

日本では7割近い高校生が「自分が参加しても社会は変わらない」と感じており、その自己肯定感の低さが課題視されています。一方で、3〜4割の高校生は社会参加することで何かしたいという意欲を持っている、と読み解くこともできます。この意欲の火こそが希望であり、消さずに支える仕掛けが必要ですが、その取り組みは十分ではありません。意欲はあるものの、様々な阻害要因によって意欲を行動に変えるきっかけをつかめない高校生たちがたくさんいます。

Q. 私の参加により、変えてほしい社会現象がすこし変えられるかもしれない

約3割の高校生が「変えられるかも」と感じている

Q. 社会のことはとても複雑で、私が関与したくない

約5割の高校生は「関わりたい」と思っている!?

調査対象:中学生807人、高校1210人(日本)
資料(財)日本青少年研究所「中学生・高校生の生活と意識」(2009年3月)

社会参加意欲のある中高生が
行動に変えられない主な阻害要因

  • 1居場所がない
  • 2同調圧力で挫けそうになる
  • 3学校や親の理解が得られない
  • 4時間がない
  • 5活動資金がない(交通費など)
  • 6サポートしてくれる理解者に出会えない

※認定NPO法人カタリバ 2015年10月実施アンケートより
対象:15〜20歳 回答数:122名

正解がない時代を生き抜くために必要な
21世紀型スキルの重要性

「子どもたちが大人になる頃、その65%は今は存在していない職業に就く」と言われるほど社会の変化は速く、急速なグローバル化・人口減少・ICTによるイノベーションが進み、これまでの社会システムが通用しない新しい時代に突入しています。それに伴い、知識偏重型の教育から、子どもたちの主体性・協働性・思考力・判断力を育む知識活用型の教育への転換が求められており、課題解決型学習(プロジェクトベースドラーニング)のような「自ら主体的に考え、行動し、課題を解決する力」が身につく新しい学習プログラムの必要性が高まっています。

地方では多くの課題を抱え、都市部との教育格差も広がる

日本創生会議によって「2040年には896の市町村が消滅する可能性がある」と発表されました。地方では少子高齢化・進む人口減少と人口流出、それに伴う医療・福祉・政治など様々な課題を抱えています。それらは都市部が20年後に抱える課題であると言われ、まだ解決の糸口が見つかっていない課題です。
また限定的な移動手段・人的リソースの獲得困難な地方では、都市部や世界と比べると学びの機会が限られています。
大学進学率という指標でみると、東京が最高で72.5%、最低は鹿児島の32.1%。最上位と最下位の差は20年間で2倍になったと発表されており、都市部と地方の差は圧倒的です。

取り組み

マイプロジェクトは、身の回りの課題を解決するために、
高校生自らプロジェクトを立ち上げ実行することを通して学ぶ、
プロジェクト型学習(PBL=プロジェクトベースドラーニング)プログラムです。

STEP1

マイプロを作る

マイプロをやってみたいと思う高校生に、プロジェクトをを作るサポートプログラム・イベントとして、「合宿に参加してマイプロを作るスタートアップ合宿」「インターネットを使ってどこからでも参加できるOnlineスタートプログラム」を実施しています。いずれも全国の高校生をサポートしている社会教育団体や地域の大人を巻き込みながら開催し、大人も子どもも学び合う場を作っています。

STEP2

マイプロを実行する

プロジェクトを実際に実行すると、何から始めていいか分からない・同調圧力で挫けそうになる・仲間が集まらないなど、様々な壁にぶつかります。そのため、プロジェクトの実行をサポートするために「Onlineゼミ」を実施しています。インターネットを使ってどこからでも参加できるので、全国の高校生同士で励まし合う機会や、近くに相談できるメンターがいない場合もアドバイスがもらえる場を作ることで、高校生の活動をサポートしています。

STEP3

マイプロを発表し
リフレクション(内省)する

自分たちの活動を振り返ってまとめ、発表することで、マイプロの活動を学びに変えるリフレクションを行うことができます。改めて自分がなぜそのプロジェクトに取り組み・どんなことを感じて・何を学んだのかをしっかりと考え、それを発信する場として「全国高校生マイプロジェクトアワード」を開催しています。高校野球に甲子園があるように、プロジェクトを実行した高校生にとっての甲子園を目指しています。

成果

全国の協力団体・地域の大人をネットワーク化しながら、
マイプロジェクトに取り組む高校生を全国に広げています。

社会参加意欲のある高校生の背中を押しています

2013年に活動を始めたばかりですが、社会参加意欲のある高校生の輪は確実に広がっています。マイプロを作ってみる合宿イベントの参加者も、表彰イベントのマイプロジェクトアワードへのエントリー者も年々増加。日本全国にマイプロに取り組む高校生が広がることを目指しています。

育まれる21世紀型の力

マイプロを実行する前と後で、自分の力が向上したと思うかどうかのアンケートを実施しました。本人の主観的な評価ではありますが、21世紀型スキルとして求められるほぼ全ての力で9割以上が「向上した」以上に解答しています。またこの他、教科学習への学習意欲が上がったり、進学意欲が高まったりするケースも多くみられています。マイプロをきっかけに社会と接続し自分の世界が広がることで、目的・目標ができ、学習の必要性に自ら気付くためだと考えられます。

マイプロジェクトに取り組んでそれぞれの力が向上したと感じますか?

(MY PROJECT AWARD2014 出場者アンケート結果より)

地域課題を教育機会にすることで地方創生の土台に

高校生が地域や身の回りの課題をテーマにマイプロに取り組むと、地域のことを知り、地域の大人とコミュニケーションを取り協働しながらプロジェクトを実行するため、地元への愛着を育む大きな機会となります。また子どもも大人も、火が点いた人が中心となって周囲に影響を与え、学校や町そのものが活性化していく効果があります。地域が元気になることは人口流出の抑止に接続します。マイプロをきっかけに、地域を引っ張るコミュニティリーダーが育つこともあり、広がる地域格差は、実は教育機会が地方に豊富にあることを示しています。このようにマイプロは、地方創生の土台となる取り組みです。

マイプロジェクトによる地方創生のサイクル

これからも、日本全国にマイプロ(プロジェクト型学習)を
広げることを目指し、 気付いた課題に当事者意識をもって
アクションを起こせる主体性を持った高校生を応援していきます。

協力団体として高校生をサポートしてくれる団体の方。
地域や学校に取り入れたい自治体職員の方や学校の先生方。
この取り組みを応援してくれる企業様。

是非お気軽にご連絡下さい。

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