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マイプロジェクト

地域Summit

2018.9.5

【レポート】初のテーマ型マイプロ!スタートアップキャンプ@桜美林大学

8/27(月)~29(水)の3日間にわたって東京オリンピック構想ワークショップ」が開催されました。

「東京オリンピック・パラリンピック」をテーマとしたマイプロジェクトスタートアップキャンプです。

桜美林大学とマイプロ全国事務局の共同開催となりました。

テーマがあらかじめ設定されたマイプロジェクトスタートアップキャンプは、今回が初めて。

東京都内を中心に、関東圏から集まった8名の高校生と、桜美林大学健康福祉学群の学生5名、マイプロ事務局で活動する大学生や大人を含んだ運営スタッフ、合計約30名が集結しました。

下記より、3日間の詳細レポートです!

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会場となったのは「桜美林大学町田キャンパス」。

まずは参加高校生・運営スタッフ全員でのアイスブレイクからスタートです。

グルーピングゲームを行い、参加者の距離がぐっと縮まりました。

今回は、プロジェクトづくりをサポートする「ファシリテーター」として大学生が各班に入り、3日間を一緒に過ごします。

班ごとに分かれると、早速自己紹介が始まりました。

班ごとのランチライムでは、みんなでご飯を食べながら、チーム名を考えます。

午後からは、いよいよゲスト講師による講演

はじめに、ロンドン・リオパラリンピックでトレーナーを務められた株式会社健美創代表菊地孝明様に、特別講師としてご登壇いただきました。

「トレーナーになりたい」「パラリンピックに関わりたい」などスポーツに関する夢を持つ高校生たちは、本場リオオリンピックでの写真を見ながら聞く、リアルな話に興味津々です。

講演の中では、トレーナーを務める菊地さんならではのアクティビティも行われました。

ふと「手を前に伸ばしてみてください」と言われ、その通りにする参加者たち。

菊地さんの言葉通りに10秒ほど体を動かしてみると。。不思議!片方の腕が伸びた!

他にも、床に手がつくようになったり、手を後ろに回したまま座れるようになったり。

菊地さんのトレーニングを実際に体感することができました。

次にご登場いただいたのは、桜美林大学健康福祉学群講師をされている若松健太様

プロ野球球団・東北楽天イーグルスでもトレーナー経験のある若松先生は、「スポーツの力」についてお話をしてくださいました。

高校生からは「トレーナーという夢を持っていたので、トレーナーの方から話が聞けて、自分が取り組みたいことが視野が広がった」

「スポーツの力ってすごいんだなあと思った。周りを笑顔にすることもできるし、自分も体も心も健康になる。今日参加しただけでも、視野が広がった」といった声が上がりました。

興奮冷めやらぬ中、参加者たちは自分と向き合うべく、自分グラフを記入していきます。

大学生がお手本を見せると、初めは書くことに戸惑っていた高校生も、少しずつ筆を進めます。

大学生と話しながら、自分の思いや悩みを話し出す高校生たち。

書き終えると、お互いの自分グラフを発表し合いました。

自分グラフをかいてる時に行き詰まったときにファシリテーターの方の言葉で支えられた。話してことを受け止めてくれて、さらに発見があった。来てよかったと思う1日だった」

「過去を振り返り、その時自分がどんなことを考えていたのかに思いをはせた。普段なかなか話すことのできないことを話すことができ、よい1日になった」

高校生たちの振り返りで、1日の最後を締めくくりました。

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続く2日目。


午前中には、高校時代にマイプロジェクトを行っていた現役大学生の先輩が4参加し、

自分が取り組んでいたマイプロについて話をしてくれました。

歳が近く、実際にマイプロジェクトを行っていたということもあって、高校生たちは次々と湧いてくる疑問を投げかけていました。少しずつマイプロジェクトのイメージが膨らんできます。

午後からは、マイプロジェクトをより具体的に考えていきます。

班のファシリテーターの大学生や先ほどの先輩、運営スタッフの力を借りながら、プロジェクトの企画が進んでいきました。

2日目の振り返りでは、

「プロジェクトは企画できてきたけれど、自分がなぜそれに取り組みたいと思うのか、自分のことを深く考えるのは難しいと思った」といった声もあれば、

「どんな言葉や数字を使えばみんなに分かりやすく伝えられるのか、行き詰まっている」

と発表に向けての不安を吐露する声も。

***

そして迎えた3日目。

発表に向け、最後のブラッシュアップが続きます。

ついに午後は、それぞれのマイプロジェクトの発表会

緊張した面持ちで発表の会場へ・・・

「東京オリンピックで来日する世界中の人に、日本は綺麗な国だと思ってもらえるよう、ゴミを拾う活動をしたい」

「東京オリンピックで使用した施設を、その後も有効活用できるようなイベントを実施したい」

発表会では「スポーツ」というテーマでありながら、それぞれの個性が輝くプロジェクトが発表されました。

発表を終え、緊張がほぐれた様子の参加者たち。

「実際に発表してみて、より自分のプロジェクトを具体的に進めていきたいと思った」と高校生。

今回は審査員として、1日目にもご講演くださり今回のワークショップを企画された若松健太様、桜美林大学健康福祉学群教授宮崎光次様桜美林大学健康福祉学群准教授緑川泰史様3名にお越しいただきました

「この3日間を楽しみにしていた。高校生から学び取ることがいっぱいあった。この3日間のワークショップは僕を育ててくれた」

「今後も学び続けて、チャレンジを継続してほしい」といった応援コメントもいただいています。

参加した高校生たちは、10月に再び集まり、今回考えたマイプロジェクトの進捗状況を共有するとのこと。

今回生まれたつながりを、次につなげていきたいですね。

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