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マイプロジェクト

地域Summit

2018.9.13

【レポート】初の試み。MY PROJECT AWARD出場者が集結!「Re:Planning Camp 2018」開催

「マイプロジェクトに取り組んだ高校生は、その後どんな人生を送っているのか…
プロジェクトの実践を繰り返しているのか、それともモヤモヤ悩み続けているのか…」

 

そんな高校生・大学生・社会人たちの「今」を知り、
これからもマイプロジェクト的な人生=主体的な人生を歩んでもらいたいという想いから、
9月8日(土)-10日(月)の3日間に渡って開催されたのが「Re:Planning Camp 2018」です。

初の試みである本イベントには、
MY PROJECT AWARD2014から2017の出場者計21名が、
国立オリンピック記念青少年総合センターに集結しました。

 

開催後には、
「マイプロの後から今まで持っていたモヤモヤが取り除かれました。」(現在高校3年生)
「3日間の中で沢山の考えが変わり、本当に良い経験となりました!」(現在大学2年生)
などの声が参加者からあがりました。

 

下記より3日間の詳細です。

 

※ 1日目 ※

同じAWARDという舞台に挑戦したという共通項はありつつも、

実はお互い初対面というケースが多く、初めは皆緊張した面持ちでした。

 

 

まずはグループに分かれ自分自身の今までを振り返るワークを行いました。
マイプロジェクトの経験が自分自身にとってどのような影響があったのか、
過去から遡って考えることで理解を深めていきました。

 

 

その後はオープンダイアローグという手法を用いて、
他の人からみた「自分自身」について考えるワークを行いました。

全く見ず知らずの人から見た「自分」はどのように見えているのでしょうか・・・

 

 

今もプロジェクト活動を続けている人。
プロジェクト活動を辞め、新しいことに向き合おうとしている人。
イベントには様々な立場の参加者がいました。

しかし共通していたのは「みんな悩んでいる」ということ。

 

初日の最後はAWARD2017の審査員3名(株式会社マザーハウス副社長 山崎大祐様manma代表 新居日南恵様株式会社NEW STORIES代表 太田直樹様
をお招きし、そんな参加者の疑問に答える「特別ゼミ」を開講しました。

 

 

パネルディスカッションでは、
審査員の方々がどのような経緯や思いで審査をしてくださっているのかや、ご自身が取り組まれている「マイプロジェクト」についてお話をいただきます。

 

 

そして三手に分かれ、それぞれのブースセッションへ。

「自分のやりたいことではなくても、引き受けてしまう自分が嫌」

「リーダーとして、メンバーとの関わりが上手くいかなくて・・・」

そんな一人ひとりの悩みに耳を傾け、アドバイスをくださいました。

 

「みんなが悩んでいることは、大人の私たちが持っている悩みと全然変わらない」
そんな応援メッセージをいただき、合宿の1日目は幕を閉じました。

 

※ 2日目 ※

2日目には「マイクエスチョン」と題し、個人が持っている「問い」や「疑問」を深めるワークを行いました。

 

 

「わざわざマイプロをする意義って?」
「マイプロの活動の区切りはつけられるのだろうか?」
「他人からの評価やつけられた価値はそれほどに重要なものか?」

 

マイプロジェクトに取り組んできたからこそ持っている疑問や悩みが浮き彫りになります。

 

そんな「マイクエスチョン」を深めるべく、それぞれの選んだ方法で問いと向き合いました。
ある人は、自分の気になるクエスチョンを持っている人と。

ある人は、自分の気持ちを言葉にすべく、大人のもとへ。

ある人は、自分自身と向き合うべく、ひたすらに手を動かし続けます。

 

 

ワークを終え、「問い」や「悩み」と向き合った参加者たちは、現時点での「マイアンサー」を発表。

代表者として全体の前で発表した参加者は、発表の最後をこう締めくくりました。

「今でもモヤモヤしている。でも、モヤモヤしていることはいいことなんだって、気づいた。だから、それでいいと思いました」

 

===

 

遠方から来ている高校生はここでお別れ。
2日間を振り返りってこんな感想を共有してくれました。

「本当に面白い人たちばかりで刺激になった。」
「まだモヤモヤは残っているけれど、今後も考えていきたい。」

 

そこから、夕食を兼ねた自由行動を通して交流を深めたグループのメンバーたち。
都外から参加した子も多く、東京観光を楽しんでいました。

2日目を締めくくる交流会のコンテンツは、参加者たちが考えます。

グループでレクリエーションを持ち寄り、大盛り上がりの時間となりました!

 

※ 3日目 ※

そして迎えた最終日。

3日目は、自らの欲求に従い、個人で作業するか/グループで話すかを決めます。

 

 

「改めてお互いのプロジェクトについて話したい」

「自分のマイプロのテーマである家族について話したい」

「3日間のまとめを一人でやりきりたい」・・・

それぞれの意思表示をもとに、残りの時間を過ごします。

 

すべてのコンテンツを終え、いよいよグループの解散式。

3日間の感謝を込めて、お互いにメッセージを交換しました。

 

イベント終了後はオプショナルツアーとして、株式会社アクセンチュア様主催によるワークショップへ。
デザイン思考を題材に、参加者がそれぞれ持っているプロジェクトの課題解決方法を学びました。

 

 

※ 最後に ※

3日間を通し、長い対話の時間を経た参加者たち。

初対面も多いながら、徐々にお互いの胸の内をさらけだし、
自分にとってマイプロジェクトはどのような価値があったのか…
これからの自分はどこに向かっていくのか…
仲間とともに、深く考える時間を過ごしました。

 

参加者からはこんな言葉をいただきました。
「自分の課題を見つめ直すことができたし、何よりも新たな1歩を踏み出すやる気を貰うことができた。」(現在高校2年生)
「マイプロに出ている面白い人達と出会えたので良かった。」(現在大学1年生)
「自分のすべての疑問は解決には至らなかった。でも焦らなくていいことがわかったからよかった。」(現在大学1年生)

 

 

MY PROJECT AWARDという共通の舞台に足を踏み込んだ同志全員が、
半年後も1年後も、そして10年後であっても『今自分が向き合っている「マイ」はこれだ
と胸を張って言い合えるように。

来年もまた、このような場を作っていければと思います。

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