わっしょい!トーカーズ!水島コンビナートクルーズ | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

わっしょい!トーカーズ!水島コンビナートクルーズ

私たちの高校の近くには水島コンビナートがあります。コンビナート内の統廃合などにより最盛期に比べて人口が激減した水島地区は、現在活気があるとは言い難い状況です。そこで私たちは、24時間365日稼動し続ける水島コンビナートを観光客誘致の起爆剤にできないかと考え、「水島コンビナートクルーズ」を企画・実行しました。

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Q.プロジェクトに取り組もうと思った理由や背景はなんですか?

時代の移り変わりによって様変わりしてしまった商店街、かつては子どもの声が響いていたであろう人気のない荒れた公園。そんな倉敷市水島地区に活気を取り戻そうと活動している「ミズシマ盛り上げ隊」の方々と交流した私たちは、水島にしかないもので観光客を誘致できないかと考えました。水島にしかないもの、それは200以上の企業が立地する眠らない島、水島コンビナートです。水島コンビナートは複数の産業分野で形成されており、石油化学、鉄鋼、自動車製造などその分野は様々です。各企業を訪問し、事業内容を直接伺うことによって、知らなかった専門用語や工程などを知ることができ、どこか壁のようなものを感じていた水島コンビナートを身近に思えるようになりました。この「知る楽しさ」を、観光客誘致のコンテンツとしてお手伝いできないか話し合った結果、地域の方々のご協力をいただき、私たち高校生がアナウンスガイドを務める「水島コンビナートクルーズ」を企画・実行しました。乗船いただいた方々にとって楽しい時間となるように、分かりやすい説明にクイズを盛り込んでマイクを握りました。説明を聞いて窓の外にカメラを向ける年配の方、クイズに正解して喜ぶご婦人、そんな和気あいあいとした船内を見て、もっとこの活動を広めたいと思いました。水島コンビナートの夜景は「夜景の綺麗な工場地帯」の西日本ランキング一位に選出されるほど格別です。「映えの国岡山」のスーパースポットとして、水島コンビナートクルーズを国内外に広めたいです。

Q.プロジェクト活動を通じて、学んだことはなんですか?

私たちが高校生として高校に通うのはわずか三年間です。その中で校外の活動に参加できる時間は更に短いです。ミズシマ盛り上げ隊の方々と交流して感じたことは、地域の方々はたとえメンバーが替わってもずっとその活動に取り組み続けている、ということです。それは、地域活性化が決して短期間で成せるものではないからだと考えます。水島コンビナートがある街に唯一ある高校として、水島コンビナートの良さを最大限に活かした地域活性化を、地域の方々と一緒に考え実行していきたいです。そして、私たちが卒業した後も、後輩たちによってこのプロジェクトはずっと継続し続けてほしいと願います。単発では結果に繋がらないと思います。また、地域活性化は大人だけでなくその地域に住む小中学生や高校生の力も必要不可欠だと考えます。各年代の発想や要望など、リアルな声を大人に届けることで幅広い取り組みが実現すると思います。今回、私たちだけでは水島コンビナートクルーズのアナウンスガイドは実現できませんでした。全てにおいて「単体で頑張るのではなく、繋がって頑張ること」の必要性を学びました。と、同時に、私たちは地域の方々に支えられている幸せを実感しました。

プロジェクトメンバー

  • ぴなこ

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