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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

ほっと!スペースプロジェクト

子どもに発達障害があることで悩みを抱える保護者の方に対し、親御さん同士の交流の場、子どもを連れて気軽にお出かけができる場、専門家に相談ができる場を提供しています。子どもが学生ボランティアと一緒に遊んでいる傍らで親御さんや特別支援教育に携わっておられる方々の交流を行います。

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトに取り組もうと思った理由と背景を教えてください

私の親戚には、自閉症の3歳の女の子がいます。「自閉症」という言葉は知っていたものの自分にとっては遠い存在だと思っていた私にとって、その子が生まれたことは発達障害が自分に身近なものだと考えるきっかけとなりました。その子の母親から子育ての大変さや悩みを聞き、何か助けになりたいと模索する中で、今や小学生の15人に1人が発達に何らかの課題があるといわれている時代だということを知りました。コミュニケーションが難しかったり、こだわりが強かったり、集中できなかったりと、症状、程度は人それぞれで、周囲に正しく理解してもらえず、苦しんでいる人は沢山います。特に軽度の人は普段の生活で気づいてもらえず、本人をはじめ、支えている家族が辛い思いをすることが多いのです。発達障害のために外出を控え、孤立していたり、情報が少ないため漠然と不安を抱えたまま毎日を過ごしている保護者の方に支援が必要だと思い、「ほっと!スペースプロジェクト」に取り組もうと考えました。WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON というアイデアコンテストでは、このアイデアで準優勝をいただきました。これがきっかけで、自分たちが考えたアイデアを実行に移して沢山の方々の力になりたいと思い、このプロジェクトに取り組むことに決めました。

Q.プロジェクト活動を通して学んだことを教えてください

このプロジェクトを考えた当初、私は不安に感じていたことがありました。それは、「何か社会のために活動しようとしてもまだ高校生だし、自分たちの力だけでは限界があるのではないか」ということです。しかし、アイデアコンテストで出会った多くの方々は、私たちの話に耳を傾け、素晴らしいアイデアだと褒めてくださいました。アイデアを実行に移すにあたり、たくさんの方々が協力してくださったことは私の大きな自信になりました。発達障害がある人、そしてそのご家族の悩みに寄り添ってみんなを笑顔にしたい。この熱意を持って動くことで、たくさんの大人は自分たちのために時間を費やしてくれて、私たちは皆〝人を動かす力〟を持っているんだと気づきました。それだけではなく、イベントを一から企画し実行することの大変さも学びました。チラシを作るだけでも何日もかかり、私たちが日々道で配られたチラシを何も考えずに捨てていることが悲しく思えました。何気ない日常全てに、多くの方々の努力が詰まっているのだと感謝することの大切さも学びました。

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