
2025年7月26日(土)、東京都内の認定NPO法人カタリバ事務所にて、今年で第3回目となる「マイプロジェクトあり方検討会議」を開催しました。
2013年、東北の子どもたちの想いを起点に全国高校生マイプロジェクト事業(以下、マイプロジェクト)を開始してから13年目。
地域・学校・企業・行政など、さまざまなセクターの方々とともに、高校生に“チャレンジから学ぶ経験”を届けてきました。
本会議は、マイプロジェクトの取り組みが今後さらに高校生や社会にとって意義あるものとなるために、全国高校生マイプロジェクト全国事務局(以下、マイプロジェクト全国事務局)だけでなく、多様な視点から問い直すことを目的として、2022年度より実施しています。
今年も、マイプロジェクト実行委員会メンバーやマイプロジェクト全国事務局に加え、高校現場で日々生徒に伴走されている先生方、高校生がマイプロジェクトに取り組みやすい環境づくりに各地で奮闘されている教育団体のみなさん、マイプロジェクトに共感し応援してくださっている企業や行政の方、そして過去マイプロジェクトに取り組んだ卒業生などにご参加いただき、マイプロジェクトの今後について対話を重ねました。

会議は認定NPO法人カタリバの事務所にて行いました
多様な視点で議論されたマイプロジェクトの意義
当日は、参加者のみなさまが高校、行政、ビジネス、アカデミックなどそれぞれのフィールドにおいて感じている課題や、探究やマイプロジェクトへの期待について共有いただき、マイプロジェクトの今後について活発な議論を行いました。
みなさまからは、社会の分断について、生成AIの発展がビジネスや教育に与える影響、それに伴う教育のあり方やマイプロジェクトへの期待、探究推進にあたって学校現場が抱える課題、高校生がマイプロジェクトを通じてどのように変容しているかなど、多様なトピックが取り上げられました。
社会の現状や学校現場の実情、そしてマイプロジェクトの意義について、多角的な視点で確認する機会となりました。
元文部科学副大臣で東京大学公共政策大学院教授、またマイプロジェクト実行委員長を務める鈴木寛さんには、昨今の社会情勢における教育の意義やマイプロジェクトへの期待についてお話しいただきました
マイプロジェクト全国事務局・事務局長の山田将平より、マイプロジェクトの現在地と今後の展望を共有
株式会社マザーハウス代表取締役副社長であり、マイプロジェクト実行委員を務める山崎大祐さんには、ビジネスセクターの視点からマイプロジェクトへの期待を語っていただきました
実際に日々生徒のマイプロジェクトに伴走されている高校教員の方からは、マイプロジェクトが高校生にとってどんな機会になっているか事例を交えて共有いただきました
そして、マイプロジェクトのあるべき姿を共に考えていただきました。「マイプロジェクトだからこそ届けられる価値は何か」、「それを実現するためにはアワードをはじめ、マイプロジェクトのムーブメントはどうあるとよいか」など活発な議論となりました。

グループに分かれての議論の様子


今後に向けて
今後につながる多くの示唆をいただいたとともに、ご参加いただいたみなさまのそれぞれのマイプロジェクトへの想い、熱量をもって共に議論をしてくださる姿に、事務局としましても大いに励まされました。
いただいた多くの示唆と応援を糧に、「高校生のよりよい未来」と「よりよい社会の未来」の両方にマイプロジェクトが寄与できるよう、わたしたち自身も探究しながら、応援いただくみなさまとともに、事業を推進してまいりたいと思います。
ご寄付を通じて高校生を応援していただけませんか?
マイプロジェクトの取り組みは、個人のみなさまや民間企業様のご支援によって支えられています。 みなさまのご支援があってこそ、高校生に学びを届けることができています。
年々マイプロジェクトに取り組む高校生は増え、現在では年間10万名以上もの高校生がマイプロジェクトに取り組んでいます。 より多くの高校生が意欲と創造性を育むマイプロジェクトに取り組んでくれることを大変嬉しく思っています。
同時に、取り組む高校生の数に比例して増加する運営費用の調達は、事務局にとって毎年大きな課題となっています。
お寄せいただいたご支援は、マイプロジェクトを全国の高校生に届けるための取り組みに大切に使わせていただきます。
どんな地域、どんな家庭、どんな環境にいる高校生にも、 意欲と創造性を育む機会を共に高校生に届ける仲間になっていただけますと大変ありがたく存じます。