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04/12更新版

2025.04.12

  • #レポート

【全国高校生マイプロジェクトアワード2024 全国Summit開催レポート】 “ただの『表彰大会』にしない”――全ての高校生の学びを最大化するための事務局の取り組みと、参加高校生の様子をお届けします。

2025年3月28日(金)~30日(日)、東京大学にて開催した「全国高校生マイプロジェクトアワード2024全国Summit」。
この全国Summitの閉会を持ちまして、2024年度のマイプロジェクトアワードの全日程が終了いたしました。
みなさまの応援のお気持ちと共に、5,000名もの高校生に未来をつくる学びの機会を届けることができましたこと、事務局一同心より嬉しく思っております。深く御礼申し上げます。

今回で13回目となった全国高校生マイプロジェクトアワード(以下「アワード」)ですが、
アワード開催を通じて私たちが実現したい未来はどういったもので、
そのためにどういったプログラムを実施し、
参加高校生や先生方からはどのようなお声をいただいているのか。

全国Summitのレポートとなる当記事を通じて、改めてお伝えさせていただきます。

<目次>

  • 「どんな環境に生まれ育った高校生にもマイプロジェクトに取り組むことができる環境」をつくりたい
  • すべてのプロジェクトの学びを促すプログラム設計
  • ロールモデル選出と学びの提供を両立してくださるサポーターのみなさま
  • 参加した高校生や先生方からの声
  • 引き続きマイプロジェクトに取り組む高校生を応援いただけますと幸いです。

 

「どんな環境に生まれ育った高校生にもマイプロジェクトに取り組むことができる環境」をつくりたい

当アワードは、最終的には全国の高校生にとって学びのあり方のロールモデルとなるプロジェクトを選出することから「アワード」と称しています。
しかし、私たちの目的は単に「優れたプロジェクトを称えること」だけではありません。
「ロールモデルとなるプロジェクトを発見し広く発信すること」「参加高校生への学びの提供」を通じて、
参加高校生はもちろん、先生方や参加していない高校生にも価値を提供し、「どんな環境に生まれ育った高校生にもマイプロジェクトに取り組むことができる環境」をつくっていくことを目指しています。

下図:アワードが提供する価値

学校や地域を超えて多くの高校生・大人が集う当アワード。
各Summitでは、プロジェクトについて発表をして終わるのではなく、他の参加高校生や地域の大人とともにじっくりと振り返ることで、プロジェクトを通じた学び・気づきを深めたり、さらなる意欲を持つきっかけになります。
また、アワードを通じて築かれる高校生同士のつながりは卒業後も続き、互いに刺激し協力し合うコミュニティとなっている事例も多くあります。
2024年度の全国Summit会期中には、卒業生による同窓会も行われたそうです。

また、ロールモデルとなるプロジェクトを選出・表彰することを通じて、
参加していない高校生や未来の高校生の「やってみよう」と思えるきっかけを提供したり、
高校生のプロジェクトを支える方々にとって少しでも役に立つヒントをお渡しできたらと考えています。
そういった狙いもあるため、評価基準は「社会的経済的インパクト」でなく、学びの姿勢を重視しています。

 

すべてのプロジェクトの学びを促すプログラム設計

「アワード」という枠組みの性質上、参加高校生や引率の先生方に「他者との対話を通じて学びを深める」観点を持ち続けていただくことが難しい側面もあります。
だからこそ、私たちはアワードを「ただの表彰大会」に終わらせないために、プログラムの設計においてさまざまな工夫を重ねています。

全国Summitは3日間にわたって開催します。

  • Kick off day:3日間の学びを最大化するための準備ワーク
  • DAY1:全プロジェクトが発表およびサポーターとの対話を実施
  • DAY2:過ごし方を自由に選び学べる

配信ではDAY1とDAY2における発表とサポーター対話の時間をメインに配信しましたが、その時間をより充実したものとするために、前後のプログラムで伝えるメッセージにもこだわっています。

ロールモデル選出と学びの提供を両立してくださるサポーターのみなさま

アワードの場は、学びのロールモデルの発見・発信と、高校生自身の学びの両立を目指しています。
そんな場を作るために、サポーターのみなさまに、高校生への関り方においてご留意いただいた点をお伝えさせていただきます。
例えば以下のような内容です。

■対話を通じて、本人に気づきや学びを提供すること。
高校生にとって、各領域で活躍されるサポーターの皆様との対話は重要な振り返りの機会。発表だけでは表現しきれていない部分を引き出したり、質問により新たな気づきを提供できるよう関わる。​

■得た学び/学びに向かう姿勢を重視すること。
プロジェクトが生み出したインパクトの大きさ以上に、アクションを通して得られた高校生の学びやその姿勢を尊重する。

マイプロジェクトが大切にするこれらの姿勢に深く寄り添っていただくことで、高校生にとっても意味ある学びの場を届けることができています。
ご協力くださるサポーターのみなさまには、改めて深く御礼申し上げます。

▼2024年度全国Summitにご参加くださったサポーターのみなさま
・Day1
https://myprojects.jp/article/info/2024supporters_zenkokusummit/
・Day2
https://join.myprojects.jp/viewing2024/#supporter

 

参加した高校生や先生方からの声

上述でご紹介したこだわりが、高校生や先生方にどう届いているのか。エピソードやコメントをいくつか紹介させていただきます。

くやしさを学びに変えた高校生

Day2の発表プロジェクトとして選出されなかったプロジェクトのあるメンバー。
Day2の共創セッションの冒頭で、「どうして選出されなかったのかが分からず、昨日はみんな悔しくて泣いてモヤモヤしていたから、その答えが少しでも欲しい。」と話してくれました。
その後、共創セッションでの大人との対話を経て手がかりを得たようで、最後には「何で選ばれなかったのか、その理由が言語化された気がします。」とすっきりした表情で語り、次への一歩を踏み出したようでした。

競争相手ではなく、互いに学び合いリスペクトする関係へ

初日には「DAY2代表発表に選ばれたい!」と強く意気込んでいた、とある高校生。
代表発表に選ばれた他のプロジェクトメンバーを心から応援し、選ばれたことを喜んでいる姿がありました。
3日間を過ごす中で、全てのプロジェクトに頑張ってきた歴史があることを体感し、心から応援をしたい気持ちが芽生えたと語ってくれました。

大人たちをもエンパワメントする、高校生の学びの姿勢

共創セッションで高校生の対話役を務めた大人からは以下のような声が寄せられました。
「高校生の行動力がすごいです。教育が良い方向に変わってると驚きました。」
「学生の熱量や行動力から強い刺激をいただきました!」
「こんなパワフルで頑張れる高校生がたくさんいるのは、国の宝物です。どのように応援するか、考えていきます。」

また、クロージングでは参加高校生を観覧として見守っていた保護者の方からこんなコメントも頂戴しました。
「(お子様が)今日ここに来るまで苦しんでいる姿、いろんな人に支えてもらい元気になっていく姿を見てきた。改めてこうした機会があることに感謝したい。そして、教育に携わる自分としてもこうした機会を子どもたちに届けていきたい」

高校生の熱い学びの姿勢が、大人をも動かそうとしています。

引き続きマイプロジェクトに取り組む高校生を応援いただけますと幸いです

マイプロジェクトに取り組む高校生を応援してくださるみなさまの多大なるご協力・ご支援があって、このような場を実現することができています。
改めまして、心より深く御礼を申し上げます。
今後ともどうか変わらぬ応援のお気持ちをお寄せいただけますとありがたく存じます。

2025年度アワード開催を応援いただけませんでしょうか

私たちはこの学びの場を、生まれ育った環境に関係なく、一人でも多くの高校生に学びと挑戦の機会を届け続けたいと考えています。
しかし、近年では財源の不足のために、当アワードへの参加を希望するすべての高校生に機会を提供できていないのが現状です。
2024年度は、エントリーした高校生のうち、約40%にあたる3,339名に参加の機会を届けることができませんでした。

そこで、2025年度の開催費用のご支援を募るクラウドファンディングに挑戦しています。

▼詳細・お申込はこちら
https://camp-fire.jp/projects/813418/view

2,000円のご支援で、1名の高校生にアワード参加の機会を届けることができます。(約40万円で、約200人が参加できるオンラインSummitが実施できます。)

すべての高校生が夢や目標に向かって行動できる社会を目指して——。
どうか、温かいご支援を通じて、未来をつくる高校生たちを応援いただけましたら幸いです。

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