子供も妊婦も孤立しない社会を | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

子供も妊婦も孤立しない社会を

私はすべての女性が孤独を感じずに笑顔で出産を迎えられる社会を目指したい。自分が未熟児だったことから、助産師に興味をもっていた私は、母親が一人で育てられず育児放棄してしまった事件にショックを受け、そして、そうした背景には困難な環境で妊娠や育児をしている女性の孤立があることを知り、孤立している妊婦たちが繋がれる場を作ろう思った。

 

当事者の声を聞くために、妊産婦の方へのヒアリングや、ケア施設への訪問を行ったり、市長へ産前産後のケア拡充の提案、助産師とも密に対談を重ねるなど問題理解を深めてきた。

そして、助けの声をあげることができない彼女たちに必要なのは、まず悩みや想いを語れる場であると感じた私は、妊婦同士で悩みを打ち明けられる場所を作りたい、と思い、地域の助産師等の専門家のアドバイスのもと、孤立し人と関わる必要性のある妊産婦を対象に、子ども食堂とタッグを組み「妊婦食堂」を企画。一から資金集め・食材集めを行い、対象者へ宣伝を行った。コロナ禍で食事の提供はできなかったが、農家さんから頂いたお野菜の配布と栄養士の方に考案いただいたレシピを一緒に渡した。今後も持続していくことで、本当に必要としている方へ支援を届けていきたい。

 

高校生でなにも分からず未熟な私の話を聞いてくださり、想いに賛同してくださり応援してくれたこと、また、「このプロジェクトを通して地域の妊産婦さんや子供たちの繋がりがより強まった」という意見を聞いて、周りの人に助けられ支えられてきた自分が何か人のために役に立てることができたことが心の底から嬉しかった。そして、1つの問題にはいろんな問題が絡み合っていて改善することは本当に難しいんだなと勉強になった。

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