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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

子飼にikoka

私たちが目指すのは地元の子飼商店街の活性化です。熊本の台所といわれた子飼商店街は、いまでは店舗数も減少し、商店街に訪れる人も減少してしまいました。その原因は町の高齢化、若年層の来街者の減少だと知り、もっと若者に商店街を利用してもらうためにイベントを開催することにしました。

 

高校生に商店街にどんなお店があったらいいかアンケートをとった結果、多くの学生が気軽に勉強できるスペースを求めていることが分かったので自習室を企画、また、より多くの参加者を集めるために押し野菜の販売会を行おうと考えました。最初は商店街の方に「それでは商店街の利益につながらない」と反対されてしまいましたが、商店街の利用で自習室の利用料を割引きなど、商店街と関わるシステムにし、春休みに2週間実施しました。しかし、自習室の客足は伸びず、押し野菜も売上が上がらず、運営費は赤字となってしまいました。

このままでは終わりたくないと思い、前回の反省をもとに自習室のシステムや商品、宣伝を考え直し、今度は夏休みをまるまる使い、高校生が小中学生の宿題をお手伝いするイベントや、高校生向けの進路相談会も加え、そして「こかりんピック」(こどもたちにスタンプの用紙を配り、商店街の人とじゃんけんをし、スタンプを集める)という、小さな子供からお年寄りまで参加できる、商店街全体を巻き込んだイベントを企画しました。運営費は地元の銀行に協力いただき、クラウドファンディングを実施、目標金額を上回るご支援を頂きました。そうして、実施した結果多くの方が来てくださり、商店街の方からも「こんなに子飼商店街が盛り上がったのは久しぶり」だという声をいただくことができました。

 

一番の学びは人と人のつながりの大切さを知ったことです。成し遂げるために様々な人に協力いただくことの大切さ、そして意見がぶつかることも少なくありませんでしたが、すべてはイベントを成功させたいという思いがあったからであり、諦めず話し合うことの大切さを知りました。私たちの活動に関わってくださった全ての方にとても感謝しています。

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