かみ食カレーライスをつくっちゃお! | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

かみ食カレーライスをつくっちゃお!

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトの目指すところ(目的)とその背景を教えてください

高2で参加した、教育委員会の町の課題と解決策を考える研修を通して、自分にも地域にもプラスになるようなことがしたい!と強く思っていました。自分になにができるか考えたところ、子育てをしている方から、日々のご飯のメニューを考えるのが大変、好きなことがなかなかできない、といったお話を聞き、子供に対する支援が多い中で、保護者の負担を軽減することも必要だと思いました。そして、保護者の方々に「自分の時間」を提供することを軸に、今回は小学生を対象にしたプロジェクトを実施し、子どもの活動時間を少しでも「自分の時間」として過ごしてもらえるよう考えました。

Q.プロジェクト/探究の実施内容を教えてください

地元の小学4~6年生を対象として、地元の企業から食材を提供いただき「かみ食カレーライスをつくっちゃお!」を行いました。このイベントを企画した理由は、私が料理を好きということと、家で毎日ご飯がでてくるのは当たり前ではないということをこどもたちに伝えたかったからです。実施に際し、地域の食品会社や農業組合に食材を無償で提供していただくことができ、当日の運営も高校生計7名が協力してくれ、参加した小学生と密にコミュニケーションをとることができました。参加したこどもたちに、非日常体験のなかでカレーを作ってもらい、料理への関心を高めてもらおうと野外炊事にし、また食料自給率3500%である地元の食材を使うことで、そのおいしさから、地元の魅力に気づいてほしいという想いを込めました。参加したこどもからは「お肉がおいしく野菜が甘い」といった感想がきかれ、保護者の方からもその後町で声をかけてもらい「おかげで家事を済ませられた」と言ってくださり、このイベントが保護者の自由な時間を創出する第一歩となったと感じました。

Q.プロジェクトを通して学んだことを教えてください

このプロジェクトを通じて、自分の意思を言葉にすることの大切さと、「できないことはない」ということを学びました。活動のなかで「コロナ禍だから」「高校生だから」とマイナスな言葉を言われることがあり、そのたびに悩み、逃げたくなりました。しかし、自分にも町にもプラスになることがしたいという想いを持ち続けた結果、なんとか成し遂げることができました。その経験から、年齢も経験も関係ない、できないことはないということを実感しました。自分の意志を言葉にし、できないことはないと信じ行動し続けた結果、これまで以上に自分の考えていることを伝える機会を多く頂きました。「何か行動したい」「自分を変えたい」と思っている人たちにも、自分の言葉で自分にできることがあることを伝えていきたいと思います。

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