こころの多文化共生を目指して~ウイグル問題を通じて日本人の民族意識を開拓する~ | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
LOADING

LOADING

高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

こころの多文化共生を目指して~ウイグル問題を通じて日本人の民族意識を開拓する~

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトの目指すところ(目的)とその背景を教えてください

私の描く社会は、 相手の民族や文化、 帰属関係を理解し、価値を認め、いい意味で互いに影響しあい、高めあっていく、そういうことができる人が集まった社会です。 この探究活動を通し、自ら定義した真の意味での多文化共生を目指しています。 私は元々、差別などの国際問題に関心を寄せていました。その中で、ウイグル問題のことをある本を通して知り、自分もなにかできないかと思っていました。そのことを身近な人に話した際に、「○○人はみんな○○だ」といった言葉を聞いて、まずは日本人の他民族理解を変えていかねばならないと思ったことをきっかけに、この探究を始めました。

Q.プロジェクト/探究の実施内容を教えてください

まずはじめに、ワークショップを企画しました。始めはウイグルのことを知ってもらうことを目的にしようと思い、 本やネットを通しての情報収集、 高校1年生を対象にウイグルのことについてのアンケートを行いました。また、 参考にした本の著者の方にインタビューをお願いしました。しかし、知ることだけでは不十分なのでは?と思い、イスラム教徒の方と交流するため、モスクに行きました。そこでの交流を通じて、海外の人も自分と同じ一人一人の人間であることや、異なる価値観を共有することの大切さに気づいたことから、体験することの重要性を感じました。また、得たことから自分なりの多文化共生社会を定義しました。そのことから、ワークショップの目的も、ただ知ってもらうのではなく、真の多文化共生社会に触れるという場にしたいと考え企画しました。

Q.プロジェクトを通して学んだことを教えてください

この探究を進めるうえで、身近なことに疑問を持ち、自分なりに考え、行動を起こしていく探究の面白さに触れることができました。 今回私は「多文化共生」ということばの世間的に考えられている意味について疑問を持ち探究を進めました。その中で、ワークショップを企画したり、 大学の先生にメールを送ってみたりといろいろな初めてを経験しました。 最初は新しいことに踏み出すことに怖さを感じました。 でも、やってみると、様々な方のご協力もあり、意外にすんなり事が進み、 あっという間でした。 また、チームではなく個人で行う探究だったので、ほかの人を巻き込んでよいものか、とても不安でした。 でも、協力していただいた方と話すうちに不安は薄れていき、探究活動を楽しむことができました。正直、この探究を始める前は、私の見る世界は偏見で溢れていたと思います。この体験を他の、以前の私のような人にも是非体験してもらいたいです。 未知に踏み込むことの怖さ、その先にある答えのない問いを探る面白さ、 新たな世界を体験することができ、自分にとっても価値のある探究を行うことができました。

応援コメント

スマホ版を見る