備えるキャンプ そなキャン!(福島県立白河実業高等学校) | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

備えるキャンプ そなキャン!(福島県立白河実業高等学校)

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトの目指すところ(目的)とその背景を教えてください

 「キャンプをやりたい」と開催場所を探していたところ、葉ノ木平震災復興記念公園を知りました。その公園は、東日本大震災時、福島県白河市葉ノ木平地区で地すべりが起き、津波被害を除き県内最大の人的被害が発生したことを後世に伝えるために作られた、防災機能を有した公園でした。その被害のことを知らなかったし、ほとんど使われていないことも分かり、そんな被害が起きた白河で、災害が起きた時何も出来ないのは恐ろしいと思いました。
 そこで、実際にその場所で防災キャンプを行い、高校生・地域の方が学びあい、スキルを身につけ、公園を使いこなし、災害にそなえる”そなキャン”を企画することにしました。

Q.プロジェクト/探究の実施内容を教えてください

 葉ノ木平地区の自治会、公園の整備を行った白河市と建設事務所にも話を聞きました。そして、公園の使われ方については、自治会では設備を使用したことはなく、記念式典ぐらいにしか使われたことがないこと、災害を後世に伝えるため防災機能を有した記念公園として整備しただけで終わっていたことが分かりました。
 その上で、出来るだけ災害が起きたときに近い形で行うことを意識した防災キャンプを開催しました。当日は、地元自治会・高校生など、計45名が参加し、消防士による応急処置やサバイバルスキルに関する講習や実際に公園の設備を使い火起こし、防災グッズを体験会を行いました。

Q.プロジェクト/探究を通して学んだことを教えてください

 全力で物事に取り組めば周りは応援しサポートしてくれることが分かりました。今まで話したこともない自治会の方たちに協力をお願いした時は、当日のみの予定でしたが、本番が近くなるに連れ、積極的に協力してくださり、必要な物の準備なども手伝ってもらいました。そして、1年前の自分と比べ、自分の為だけに活動するのではなく、地域の問題を視野に入れ活動することが出来るようになりました。

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