「学校を売ろう!」プロジェクト(長野県 飯田女子高等学校) | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

「学校を売ろう!」プロジェクト(長野県 飯田女子高等学校)

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトの目指すところ(目的)とその背景を教えてください

 目的は「飯田女子高の魅力」を中学3年生を中心とした地域の人に知ってもらうことです。
 中学3年生の頃、飯田女子高の体験入学に参加した際にその温かい雰囲気や先生との距離の近さ、生徒の活躍を応援してくれる学校の体制と活気に惹かれてすぐに入学を強く志しました。しかし、入学したいという気持ちを周囲に伝えると、学校に対して、あまりよい印象を持っていないように感じることがありました。体験入学の後も飯田女子高に通い、自分の目でネガティブな面は無いか確認をしてみましたが、改めて素敵な面を確認できたため、魅力が正確に広まっていないことに歯痒さを感じ、飯田女子高の探究活動ができるコースに入学し、魅力を広める活動をしようと決めました。

Q.プロジェクト/探究の実施内容を教えてください

 活動の始めに在校生全員に入学を決めたきっかけなどを聞くアンケートを行いました。すると58%の生徒が体験入学をきっかけに入学をしたという結果になり、その理由として、体験入学は生徒が中学生を案内したら授業を行うので先輩との関わりに惹かれたからであることも分かりました。また、99%の在校生が入学に満足しているということが分かりました。よって、魅力を知ってもらうには実際に学校に来てもらうことが最も効果的であると考えました。
 それから中学校の先生ごとに女子高の魅力の認知度に差があり、情報が正確に伝わりにくいという悩みを持っている人が私だけではないことも知り、直接私たちの言葉を伝えられる方法で魅力を発信する必要があると気がつきました。そこで、手元に文字として残りいつでも見返すことのできるお便り(全4号、長野県南部の中学3年生と保護者の方、学校の先生約1000人へ配布)と実際に言葉を届けられる中学校への訪問と進路講和(全11校、長野県南部の中学3年生と学校の先生への進路講和)を行いました。
 試行錯誤したことはお便りの内容です。始めは中学生向けの内容を扱っていましたが、知名度調査で保護者の方からの認知がとても少なかったことや、女子高に入学した生徒の保護者の方と対談をした際「私は娘が入学したことに納得できていなかったが、貴方から魅力を教えてもらって娘が入学してよかったと思えた」と涙ながらにお話されたことから、保護者の方が読みたくなるような内容にしようと試行錯誤しました。

Q.プロジェクト/探究を通して学んだことを教えてください

 まずはたくさんの人に支えられて活動をする中で人と協力する大切さを学びました。1人ではできないと思い込んでいたことも、たくさんの人が集まればその思いが覆されて、実現できると学びました。
 それから、始めは自分達でどうしたら魅力が伝わりやすいかを考えていましたが、たくさんの人と対話をする中で、この活動は自分目線だけでは絶対成り立たないと知りました。魅力を伝える方法はもちろん、話すテンポや言葉、デザインの色使い、文字の大きさなども相手の立場になって変えられるようになりました。

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