イルミネーションプロジェクトー地域に送るー光のクリスマスプレゼント(長野県 屋代高等学校) | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

イルミネーションプロジェクトー地域に送るー光のクリスマスプレゼント(長野県 屋代高等学校)

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトの目指すところ(目的)とその背景を教えてください

 高校の最寄り駅である屋代高校前駅にはなにもなく、なんだか寂しい場所だなと思ったことから、地域の方々に活気ある屋代高校前駅を見ていただき、駅が温かく憩いの場となればいいなという目的でイルミネーションプロジェクトに取り組みました。
 私達が目指す未来・社会は、我々の若い力を持って1人や自分たちだけでなく、沢山の人と『協力』して『創る』未来です。自分がその地域にいて初めて知る地域の課題や、盛り上がりに欠けたその場所の寂しさに対して、若者が理想や夢を思い描き、それを夢のままにせず実現させる。私たちの夢物語だと言われてきたプロジェクトが本当に実現した日、自分たちはもちろん、地域の方とのこの喜びを後世に引き継ぎたいと強く思いました!

Q.プロジェクト/探究の実施内容を教えてください

 お金も知識も経験もない私達が、2年間かけて1から、何も無い屋代高校前駅にイルミネーションを点灯し、点灯セレモニーまで行ったプロジェクトです。
 千曲市の主催する『まちづくりチャレンジ』にてプレゼンテーションを経て10万円の補助金を採択していただき、さらに佐久にあるイルミネーションで有名な樫山工業株式会社様に実際行き、イルミネーションについての知識を教えていただき、100万円分以上のLEDをいただきました。
 点灯式の前には近隣70件を自分達の足で周り、ポスターを手渡ししました。
 回路の回線を考えたり、場所も物も人も『ちょっと貸して』では通用しない大人の世界の難しさを痛感。どうしたら自分達のやりたいことが本当に実現できるのか。前例のないことを始める中でビジネスを学びました。
 それでも、行政、企業に加え、沢山の方々から人の温かさをもらい成功した点灯式。キッチンカーにも来て頂き、無料配布していただいたコーンスープや弦楽や吹奏楽の演奏なども設け、手書きのメッセージを添えたカイロも配り、涙が出るほど本当に温かい日になりました。

Q.プロジェクト/探究を通して学んだことを教えてください

 『なんとかなる』と思っていたことが何とかならないのがビジネスの世界でした。本当に社会経験になったと思っています。自分自身は自分ならできる、という思いでやっていましたが、どんなにやりたくてもひとりじゃできないことってあるんだなと実感しました。
 チームでは『挑戦』を学んだと思います。プレゼンテーション大会に出たり、大人と関わるうちに、当たり前のはずだった常識が未熟だったことに気づきました。18歳を迎える高校生に『まだ高校生』は通用しません。でも、みんながひとつの目標に向かって進むのはこんなにもやる気を起こすものかと思いました。
 そして、たくさんの方々から応援してもらううちに、私たちが光の温かさを届ける前に自分達が人の温かさをもらいました。プロジェクトを通して、あんまり好きじゃなかった場所が、思い入れのある場所になりました。

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