自助から共助、公助へ(島根県立浜田高等学校) | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

自助から共助、公助へ(島根県立浜田高等学校)

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトの目指すところ(目的)とその背景を教えてください

 私が、プロジェクトで目指している未来は、地域の防災意識を高めることで、みんなが普段から災害に対する備えをし、いざという時に、自分の命や周りの人の命、大切なものを守れる行動をとれるようにすることです。
 このプロジェクトをはじめようと思ったきっかけは、2021年の台風9号の際、私自身が、災害に対する十分な備えをしていなかったり、実際の災害時に有効な対策がとれなかったりしたことへの反省から始めました。私のプロジェクトが、少しでも地域の人を災害から守ることにつながってくれることを願っています。

Q.プロジェクト/探究の実施内容を教えてください

 プロジェクトの過程は、先ず「マイタイムライン」作成や「ロ-リングストック法」の実践により、自分や自宅で出来る「自助」に取り組んだことです。
次に、いくつかの地域の避難訓練等に参加し「公助」を体験しました。しかし、この際、これまで実際に災害が起きた地区とそうでない地区とでかなり住民の防災意識に差があると感じましたし、実際の災害時には住民同士で助け合うことも大切なので、もっと、「共助」の意識を高める活動ができないかと思いました。
 そこで、阪神淡路大震災を契機として作成されたカ-ドゲ-ムの「防災クロスロ-ド」を地域の集会で3回行い、みんなで防災について考えてもらいました。さらに、子どもの時から防災意識を高めるため、児童クラブで子どもたちと「防災クロスロ-ド」を2回行い、防災意識を高めてもらいました。今後は、地元版の「防災クロスロ-ド」を作成し、さらに地域の方の防災意識を高めようと思います。

Q.プロジェクト/探究を通して学んだことを教えてください

 私は、プロジェクトを通じて、一人一人が防災について主体的に考え意識を高める大切さとともに、日頃の備え、確かな知識、正しい情報の取得、実際の避難訓練への参加を通じて災害時に適切な行動をすることの重要性を改めて実感しました。
 同時に、防災に取り組む中で気づいたことは、災害は、正解のない課題であるということです。災害はある日突然起こり、想定外の事態が発生する場合もあります。それに対応するためには、日頃から様々な場面を想像し、どう行動するかを一人一人が主体的に考えることが重要だと学びました。

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