TKGプロジェクト ー魂健軍 空き店舗と町の活性化ー(熊本県立熊本高等学校) | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

TKGプロジェクト ー魂健軍 空き店舗と町の活性化ー(熊本県立熊本高等学校)

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトの目指すところ(目的)とその背景を教えてください

 私たちrebirth(健軍商店街に若者を呼び込もうと活動する、熊本高校生6人組:以下rebirthと表する)は地元に根ざす健軍商店街に焦点を当てた。
 東区若葉に位置する健軍商店街は、若者の来客はほとんどなく、高齢者の割合が高い。主な原因として、若者向けの出店がない、健軍商店街に足を運ぶきっかけがない、ことがあげられる。その健軍商店街の認知度をあげ、以前のように活気あふれる様子を取り戻すことはできないか、と考えグループを立ち上げた。定期的に会議を行い、実現可能性を考慮しながら、若者を惹きつけ、将来に続く健軍商店街にするため、若者の集客を図るためイベントを企画するなど、活発に活動している。また、rebirthの活動を通して、同年代の高校生にまちづくりに関心を持ってもらうきっかけになれば、と考えている。

Q.プロジェクト/探究の実施内容を教えてください

 活動初期に、同学年熊本高校生のうち約200名を対象として、立ち寄りたくなる商店街の理想像や、どのようなイベントに足を運びたくなるか、といった内容のアンケートを取った。その結果を元に、どのような健軍商店街にすることを見込み、rebirthがどのような企画を考え、実行することが最善であるかについて、健軍商店街役員の方を交え、4回の会議を行った。
 その会議を通して、rebirthで夏祭りにスイーツ販売の出店を行うことを決定し、計6回の試作を重ねた。お客さんに提供するものとしての品質を保証するため、飲食店の方にも試食、アドバイスを頂き、サービス、イベントだけでなく、味にも満足してもらえるように試行錯誤した。
 当日、健軍商店街内の空き店舗を改装した「VARIETY CHEF」というシェアキッチンをお借りして、販売活動を行った。準備していた450食分を完売させ、同年代の若者を引き付けるとともに、多くのお客さんであふれる、活気のある健軍商店街の姿に蘇った。また、イベント開催後お客さんの感想から、プラスの声を多く頂けた。

Q.プロジェクト/探究を通して学んだことを教えてください

 高校生である我々が、地域単位の大規模なイベントを1から企画し、実行まで移すことは初めての経験で、想像以上に大変だった。そもそも、rebirth主体の企画をするにしても、費用、場所、経験、何もなく、暗中模索状態がしばらく続いた。しかし、友人や先生、親に意見を聞くことで、自分たちが見えていなかった点に気づき、新たな見方に転換することができた。周囲の力を借りることも大事だと思った。
 この活動を通し、高校生の日常生活では体験することのできない企画、出店、接客など、多くの経験をすることができた。事前準備や周囲の人との連携、メンバーに的確な指示を出すことなどの苦労を超えるような、価値ある時間として感じられ、イベントをやり遂げたときの達成感は今までで1番大きかった。

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