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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

地域活性化の取組を通じて学んだこと・考えたこと~食物グループ~

私達は広島県尾道市の北部にある御調町を活性化するため,地元産パパイヤを使った商品開発に取り組んでいます。地元の企業と連携して,自分達でパパイヤを育て,試行錯誤をくり返し,道の駅などでの販売を行っています。現在は,パパイヤコロッケを商品化するために大阪の企業に協力を依頼し,商品化の取組を進めています。

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトに取り組もうと思った理由と背景を教えてください

御調高校の地元である御調町は現在,少子高齢化が進み人口が減少しています。そこで,御調高校2年生は総合的な学習の時間の「まなびのとびら」の授業で,5年前から,御調町の特色を活かした地域活性化を目指した取組を行ってきました。先輩たちが設定した御調の5宝には,「福祉・医療」「ソフトボール」「文化・伝統」「自然」「食物」があり,私たちはそれを受け継ぎ,それぞれのグループに分かれて活動をしています。私たちはその中で食物グループに所属し,地元産のパパイヤを使って御調町を活性化するための活動をしています。 私たちがパパイヤを使って地域活性化しようと思ったのは,地元御調町で新たな特産品であるパパイヤを取り入れて商品開発をしている会社があり,私たちも一緒に活動したいと思ったからです。私たち自身の手でインパクトのあるパパイヤ関連の商品を作り,さらにその商品を自分たちで販売し,御調町や御調町産のパパイヤにもっと興味を持ってもらい,地域活性化につなげたいと思ったからです。

Q.プロジェクト活動を通して学んだことを教えてください

「まなびのとびら」の活動を通して私たちは,たくさんの人から得た意見を活動に取り入れる大切さ,商品化することの難しさ,楽しさを学びました。 最初は,御調町内の人をターゲットにパパイヤを広め地域活性化しようと考えていました。しかし,御調町外で販売実習を行うと,「御調町を知らない」「パパイヤって何」などの声が多くありました。私たちはその声を聞き,御調町内だけでなくさらに御調町外にもパパイヤを広めて地元を活性化しようと,活動を見直しました。そして御調町の特産品を使った商品を私たちで考え発信していくことで,御調町外の人にも御調町やパパイヤについて知ってもらうことができ,地域活性化につながると考えました。 食物グループ全員で話し合い,これまでの活動で得た声をもとにパパイヤコロッケを商品化することに決定しました。商品化のためには,どのように企業へ依頼したらよいのか,どうしたら売れる商品になるのか,手探りで進めてきました。その中で,商品を買ってもらうためには,パパイヤの栄養価や美味しさをアピールして商品を買いたいと思わせる必要があること,細かい内容まで企業と連携を取らなければならないことなど,商品化を実現する難しさを痛感しました。商品化に向け試行錯誤をくり返す中で,先を見通し,自ら考え行動することの大切さを学ぶことができました。

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