私は、CGなどの映像技術が発展してる中、日本の最近の映画やドラマの表現方法の一つとして、文字を使って表現していることに疑問を抱き、表現方法について研究をすることにしました。 まずはじめに、日本の伝統芸能の表現について調べてみたところ、現在のサブカルチャーにつながっている表現方法もあり、その中に日本人だけがわかる日本固有の文化のサインが存在することがわかりました。 私は、海外に日本の文化を発信することを将来の目標にしているので、この日本人だけがわかる日本の表現を海外の方にも味わって欲しいと思い、映像によってこの文化のサインを表現し、言語の壁を超えた多くの人に日本の魅力を発信したいと考えています。

このプロジェクトに取り組む前は日本の文化を伝えたいという、抽象的な目標しか立てておらず、なにをどうやって伝えるかや、日本の文化を伝えられる側のニーズを考えることが難しく、具体的な取り組み方を挙げることができませんでした。 しかし、このプロジェクトを通して、自分の国である日本の文化に向き合い、『楽しむ』という観点ではなく、日本文化の核を探すような視点でみつめた時に、初めて自分が伝えたいことが少しわかってきて、自分がやりたいことに近い職業も見えてきました。 また、自分は将来やってみたいと思ったら、考えるだけでなく、行動すること。それもちょっと参加してきた程度ではなく、もっとおもいっきり、踏み込んで行動することで初めて、考えることができるとわかりました。