函水生が考える通学路線いさ鉄ピンチ脱出企画!
MY PROJECT AWARD 2018
ベストコ・クリエーション賞
私たちが在籍する函館水産高校の最寄り駅は、道南いさりび鉄道の七重浜駅です。道南いさりび鉄道は、新幹線開業によって経営分離された路線ですが、この路線は10年で23億円の赤字が見込まれています。七重浜駅は全校生徒の約40%が利用しており、私たちは沿線の水産物を活用したいさ鉄の活性化を模索しています。
マイプロレポート
あなたのマイプロについて教えてください!
Q.プロジェクトに取り組もうと思った理由と背景を教えてください
道南いさりび鉄道は大きな赤字を抱えながらも、地域や旅行代理店などと連携して様々なアイデアを駆使しその路線を魅力的なものにしようと試みています。しかし、函館水産高校はその沿線にあり、多くの生徒が利用するにもかかわらず、路線活性化に貢献する取り組みがありませんでした。また、函館水産高校水産食品科では様々な加工品を生産していたり新たな製品の研究開発も行っておりますので、その力を活用することで沿線の水産物をアピールしたいと考えていました。そこで道南いさりび鉄道の活性化、沿線水産物のアピールそして通学路線の維持に貢献するための一石三鳥の企画が考えられないか検討するチームを課題研究の中で結成することにしました。
Q.プロジェクト活動を通して学んだことを教えてください
私たちは函館木古内間の往復で地域水産物による車内販売を企画、二回実施しました。一回目はシュミレーションとしてどれくらい乗車するのか、どれくらい売れるのかについて試してみました。その結果を踏まえて、沿線で同時に実施されるまつりにいさ鉄を利用してもらえるような企画を立て実行しました。これらの企画では、結果的に年二回の実施しかできなかったので今後は継続的に乗車してもらえるような方法を検討しなければならないと感じました。また、函館はイカの街として有名でしたが、近年は思ったように漁獲量が伸びず、その一方でブリの水揚げが全国二位になるといった新たな課題が発生してきているので、いさ鉄とコラボしてこの新たな課題に挑戦することも必要だと考えました。
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