私が幼い頃から日常的に、身近に存在し、ずっと興味を持っていた”写真”。あこがれの「写真甲子園」で活躍する高校生たちに魅了され、中学生の頃から写真ともっと深く接したいと熱くおもい続け、「高校生になったら、今しかできないこと、今やりたいこと、好きなことをやろう」と強く決心したのが写真同好会立ち上げに関わった理由です。いくつかの別れや解散、出会いを経験し、周囲からの支えもありながら、仲間も増え、部に昇格できたのが今年の春です。最近では多様な活動にチャレンジしています。”写真”を通して、ワクワクを共有しワクワクするものを仲間と作り上げたいと思っています。最初は私だけの「好き！」であったものが今ではみんなの「好き！」になり、仲間と一緒に活動できることがとても嬉しく、誇りに思います。

写真部を立ち上げることにより、これまでのようにひとりで活動しているだけでは得られなかったたくさんの経験や気付きが得られました。部長として、部員のアイデアや感性を尊重しつつ意見をまとめることや、考えを言語化し伝えあうことの難しさを日々学んでいます。言葉で伝えることは得意ではありませんが、私なりに工夫して話し合いを進め、考えを伝えるようになりました。一度解散し、ひとりで活動していた時期があったからこそ、写真部が再スタートした時の仲間がいる楽しさや心強さを心の底から感じ、仲間がいることの有難さを学びました。これからの私たちにワクワクが止まらなかったのを覚えています。様々な人と作品の魅力を語ったり、未知の考えや表現、作品と出会うこと、また時に被写体となる人々や瞬間との出会いは、私たちの世界を広げてくれます。その楽しさを仲間と一緒に体験したい、という根本の気持ちを大切に、これからもワクワクを共有していきます。