とも×とも〜高校生によるこども食堂での学習支援〜 | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
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高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

とも×とも〜高校生によるこども食堂での学習支援〜

ともともは、高校生による、子ども食堂に集まる子供達のための無料学習支援プロジェクトです。月2回の食堂が始まる約1時間前から、中学生未満の子供達や学校に行けていない子供達が自主的に持ち寄った、宿題などの勉強のサポートをしています。友達と和気藹々と勉強に取り組む事で子供達の学習意欲の向上を目指します。

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.プロジェクトに取り組もうと思った理由と背景を教えてください

私が初めてこども食堂を知ったのは2018年7月、あるネット記事を読んだときのことでした。 両親が共働きだった自身の経験が思い出され、この記事を読んでいた私には、孤食を経験している子供たちの寂しさが痛いほど伝わってきました。そして、社会から見えづらい子供の相対的貧困という問題への解決策の必要性を強く感じました。 私にも何か出来ることはないか、そう考えすぐに、学校の近くにあったねりまこども食堂に連絡を取りました。そして、調理などのボランティアをしていたある日、代表の金子さんに、ある小学生の勉強の面倒を頼まれました。何回か続けているうちに、他の子供達も宿題を持ってくるようになり、こども食堂で宿題のサポートが欲しいと感じている子供達や家庭が少なくないことに気づきました。 両親が共働きであったり、学校に行けなかったり、同じような境遇にある子供たちが集うこども食堂には、この和気藹々とした雰囲気の中で、高校生が子供達に宿題を教えるという活動への需要は、とても大きいと考えます。この活動がもっと広まって、さらに多くのこども食堂で、高校生と子供達が気軽に関われる勉強のサポート体制が作られたらいい、そんな想いからこのプロジェクトを立ち上げました。

Q.プロジェクト活動を通して学んだことを教えてください

学べたことの一つは、高校生と子供達との信頼関係はプロジェクトを継続させるのに必要不可欠であるということです。活動当初、子供達の増加に対応しようと、高校の友人を誘ってボランティアの確保に励んでいました。しかし、子供達は、私たちが思うよりも敏感で警戒心が強い。親しい高校生とは、宿題を教え教わる以上の関係を築いている一方で、新しい高校生に対しては、戸惑い拒絶する様子が伺えました。加えて、高校生も各々が忙しく、慈善活動の名目だけでは、継続的に参加してくれる人は少なかった。そこで、高校生へのアプローチの方法を変えてみることにしました。ただボランティア活動に誘うだけではなく、私自身がこの活動によって得られた社会経験やコミュニケーションスキル、子供達との友好関係を説明するようにしたのです。すると、高校生達の抱いていた、子供達のために一方的に何かしてあげている活動、という先入観がなくなり、ただ学習支援を手伝うだけではなく、積極的に子供達の話を聞き、ともに遊び、交流を深めようとするようになりました。このように、子供達の様子を丁寧に観察し、ボランティア側と積極的にコミュニケーションを取ることによって、お互いの信頼関係の形成を促し、どちらにも価値のある経験を得られるコミュニティを作れることを学べました。

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