高校生町おこしハッピー大作戦 | みんなのマイプロ | マイプロジェクト
LOADING

LOADING

高校生の数だけ、プロジェクトがある!みんなのマイプロ

高校生町おこしハッピー大作戦

MY PROJECT AWARD 2015

町おこしの活動として、地域と連携して海外の留学高校生と日本の高校生が一緒に日本の伝統文化を体験するツアーや、がん患者の方を高校生が案内するツアーなど、人と人との繋がりを大切にした体験ツアーを開催したり、有松でとても人気なオーガニックにこだわるパン屋さんと商品開発を実現させ、世界共通の食を通して、有松の魅力とパンの美味しさ、パン職人の熱い思いを発信しています。

マイプロレポート

あなたのマイプロについて教えてください!

Q.このマイプロに取り組んだきっかけはなんですか?

私の両親は、観光が趣味で、私が2歳の頃から1、2ヶ月に1回は、広島、長崎、東京といった形で様々な都道府県に連れて行ってもらっていました。小学校の高学年になると、授業で歴史を習い始めたのですが、私が行ったところが教科書に出てくるので、歴史に興味を持つようになり、中学生には大好きになっていました。中学生までは、観光は楽しいなと感じているだけでしたが、高校生になってから、感じ方が変わってきました。秋田県に観光で行ったときに、地域の人に「実は、昔、ここには路面電車が走ってたんだけど、車の利便性を高める理由で壊した。でも最近、海外観光客の方が何で昔あった路面電車がないんですかと質問され、今では地域の人も、なぜ壊してしまったのかと思っている」と聞きました。そして、この一言が私の心に大きく響きました。「人間は当たり前にあったものが、無くなってから、その価値に気づく」という言葉です。それから、伝統産業の企業のインターンシップに参加して、東海道の有松との町並みと出会いました。私は、外部から入ってきたので、地域に住んでいる人からすると当たり前な風景だと思うんですが、若い私たちが美しい町並みを守らなければならないと強く感じたんです。地域で活動している若者が少ないという面もあり、私がやらなければと強く感じました。

Q.大変だったことはありますか?

町おこしの活動を始めた最初の3カ月間です。私は、伝統産業の企業でのインターンシップを通して、地域の魅力を感じ、8月から町おこしの活動をスタートしたのですが、有松の地域の知識、地域との繋がりはゼロからのスタートでした。まずは、最初の3ヶ月、本気で、全力で、死ぬ気でやってみようと思い、週に1回は有松に来て、私のことを知ってもらうことはもちろんですが、たわいもないお話をたくさんしました。元気ですか、とか、今日は天気がいいですね、とか。そうすると、相手からたくさんのお話をしてくれて、話が盛り上がったんです。そして、自然と私のことを覚えていただけました。実は、9月にインターンシップの報告会があって、優良生徒が協賛企業や受け入れ先の企業の方々200名の前でスピーチするのですが、私もスピーチさせてもらい、200名の前で私は秋田県で開催される観光プランコンテストで賞をとります!若い人の力で町の魅力を発信します!と宣言していました。みんなの前で、宣言してしまうと、責任がうまれて、やらないとという気持ちが生まれました。壁を乗り越える時は、たくさんの人に宣言してしまうというのも1つの方法だと思います。

Q.嬉しかったこと、楽しかったことはなんですか?

体験ツアーを開催した時の参加者の笑顔が見れたとき、素敵な1日をありがとうと言っていただけたことがとても嬉しかったし、スタッフみんなが幸せな気持ちになりました。また、パンの販売では、小さい子で食パンが今までは苦手だったんだけど、有松絞り食パンなら食べれると言っていただけたときは、やって良かったなと思いました。1番嬉しい時は、やはり、地域のみなさんが、高校生が頑張ってるから私たちも頑張らないとと思って頑張れる、いつも元気をもらってるよと言っていただけたときでした。町おこしの活動に私は夢中になっていたので、毎日が楽しかったです。楽しくやらないと長続きはしませんから。

Q.マイプロに取り組む前と後でなにか変化がありましたか?

何か1つのことに夢中になって、本気で取り組めたことで、部活動、学校生活、勉強面でも、しっかりと結果が出せるようになりましたね。私の場合は、両親は勿論ですが、大学の教授、専門家、企業の方々、地域の方々に支えられて、応援していただいて、成長してきました。学校では答えがある問題しか学ぶことができませんが、私は生きた学びを通して、答えがない問題を解いていたので、自然と様々なスキルが上がりましたね。また、進路の面でも、大学入学がゴールではない、夢を叶えるための通過点であると考えるようになりました。将来のビジョンを明確に持てるようになりました。夢を叶えることは、とても楽しいことだと知ることができました。

Q.全国の高校生にメッセージを!

私は、あえて成長するために、様々な全国大会に出場しました。正しい競争、切磋琢磨の中に本当の自分が見えてくるからです。この競争、戦いに挑んで、勝つにしろ、敗れるにしろ変化してさらにバージョンアップしていく。これが大きな成長に繋がりました。やるべきことがわかったら、すぐ行動する。やる前から、マイナスなことは考えない。どうなるかなんて、やってみないとわからない。なにも、始まらない。どんなときも、ワクワクすることを基準にして選ぶ。迷った時は、勇気がいるほうを選ぶ。勇気を出してチャレンジした結果が、今の自分。人に迷惑をかけてないのならば、失敗したって気にしない。失敗したときに大切なのは、どこがいけなかったのか、どうするべきだったのかを考えることである、失敗は失敗ではない。失敗を逆手にとって成功に繋げれば、失敗は通過点となり、成功となる。

プロジェクトメンバー

  • 井村

    高校2年(当時)

  • 中島

    高校3年(当時)

  • 内田

    高校1年(当時)

  • 横地

    高校3年(当時)

  • 森本

    高校1年(当時)

応援コメント

スマホ版を見る