9/9(土),9/10(日)、全国各地で地域に根差してマイプロジェクトの取り組みを推進する地域パートナーが一同に集い、マイプロジェクトのこれからを考える会議を1泊2日にわたる合宿形式で実施しました。

■「地域パートナー」とは？

　マイプロジェクトの取り組みは、全国事務局を務めるNPOカタリバだけでなく、全国各地で高校生に伴走する「地域パートナー」と共に推進しています。地域パートナーは、都道府県単位で行う地域Summitの開催や、学校の探究の授業の支援、高校生のプロジェクトや探究を後押しするイベントの実施など、日々高校生たちの学びの最前線を支えています。そんな全国の地域パートナーと全国事務局の総勢36名が集まり、マイプロジェクトの未来を考える合宿を実施しました。

■「マイプロジェクトのこれまでの10年とここからの10年を語る」セッション

　NPOカタリバ代表・今村久美と地域パートナーが「マイプロジェクトのこれまでの10年とここからの10年」テーマにディスカッション。「カタリバではなく地域パートナーと一緒にマイプロジェクトに取り組む意義」「どうすればより多くの高校生に質の高いマイプロジェクトを届けることができるのか」「地域パートナーをはじめとする、地域の教育の担い手が持続的に活動していくには」などなど……日々高校生や地域の方々と向き合う地域パートナーの目線から様々なテーマが上げられ、2時間半にもわたる熱い議論の場となりました。

■株式会社マザーハウス副社長・山崎大祐さんトークセッション

　マイプロジェクト初年度からサポーター（高校生との対話役）として携わってくださっている山崎さん。「教育×地方」という難易度の高いテーマに立ち向かう地域パートナーに、社会から共感を得て持続的に活動していくためのヒントとなるお話を、株式会社マザーハウス立ち上げの経験をもとに語ってくださいました。

■「マイプロジェクトの未来」を語り合う

　マイプロジェクトがどう進化していけるとよいのか、この合宿での学びは各現場でどう活かしていけるのか。地域パートナー・全国事務局メンバー入り混じっての対話を通じて、考えや学び、活動へのモチベーションをより深めました。

　合宿の最後には、自分が実現したいマイプロジェクトの在り方をそれぞれ言語化し、全員で共有し合いました。

　この合宿で学びとモチベーションを分かち合った各地の仲間とともに、今年も、これからも、全国の高校生にマイプロジェクトを届けて行きます。