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マイプロジェクト

地域Summit

2018.7.31

【レポート】福岡・北九州市で九州カイギを開催!

7/21(土)〜22(日)の2日間にわたって開催されたマイプロジェクトスタートアップキャンプ「九州カイギ@北九州」が終了しました!

福岡を中心に、広島、山口、大分、宮崎、鹿児島など、各地から集まった36名の高校生と、大学生や大人49名を含めた85名が集結。

同時開催の「伴走者フォーラム」にも、16名の伴走者が集まりました。

会場は「まなびとESDステーション」

初対面の高校生も多い中、ドキドキの2日間が始まります。

 

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1日目は「人生グラフ」を使って、それぞれが自分自身と向き合います。

続く「先輩の話」では、マイプロジェクトを実行していく具体的なイメージと、実行する勇気をもらいます。

その後はいよいよ、プロジェクトづくりへ。

自分の「大切なもの」や「好きなもの」を深く考えるワークや、アイディアシート」を使いながら、それぞれのアイディアを膨らませていきました。

2日目は、1日目に見えてきたアイディアを具体的なマイプロジェクトに繋げていきます。

悩みがあれば、すぐに大学生や大人に相談

語り合う中でアイディアも少しずつ具体的になっていきます。

高校生たちは緊張した面持ちで発表を重ねながら、お互いのプロジェクトに刺激をもらっているようでした。

 

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1日目のはじめ。

「プロジェクトなんでできる気がしない」と言っていたある女子高校生がいました。

不安そうな顔を見せながらも、マイプロジェクトに取り組んだことのある先輩の話を聞いたあとに「マイプロジェクトに取り組む高校生たちのためにできることがあるんじゃないか」とプロジェクトを構想しました。

しかし一方で、「これがマイプロジェクトでいいのか」という悩みも生まれます。

1日目を終えた彼女は、疲れた様子で「明日になったら考えます」とつぶやきながら、宿に向かっていきました。

2日目、ある大人のアドバイスを受け、彼女のプロジェクトは急展開を迎えます。

「実行できなくてもいいから、自分がやりたいと思ったことに立ち返ってみよう」。

その言葉を受けて、彼女のプロジェクトの方向性がうまく定まった様子。

「受験生だから、すぐにこのプロジェクトを進めることはできない。でも、納得のいくプロジェクトを考えることはできた」と満足そうに話していました。

 

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また、ある男子高校生は「人生グラフ」のワークの中で2つの気づきを得たと言います。

転校を機に信頼出来る仲間が出来なかったということ、そして何かに熱中したいということ・・・

「アイディアシート」を書いてから、のべ10人以上の高校生・大学生・大人にプロジェクトのことを話し、フィードバックを受けた彼。

しかし、多くのフィードバックを受ける中で、当初考えていたアイディアとは別のアイディアが浮かんできます。

「本当に自分のやりたいことは何だ・・・?」

発表時間が始まるギリギリまで時間を費やし、もう一度「人生グラフ」を見返す中で、自分の「ワクワク」の原点を思い出したようです。プロジェクトの内容は「自分の思いも寄らないアイディアを思いついたり、イベントを紹介したりし合える高校生のネットワーク作り」。

参加した高校生たちは自分自身というものにまっすぐに向き合いながら、それぞれのプロジェクトを考えていきました。
英語が嫌いな自分に疑問を持った女子高生は「小学生のうちから英語に抵抗感をなくせるようにしたい」という思いから「小学5・6年生を対象にした簡単な英語の授業を行う」プロジェクトを構想。小学校の先生になりたい、という夢を持つ彼女は、夏休み明けには実際に絵本を題材にした英語の授業を実施しようと、具体的な計画を立てていました。

 

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大盛況で幕を閉じた九州カイギ。

高校生たちは構想したプロジェクトを実行に移すべく、各地へと帰っていきました。

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