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マイプロジェクト

地域Summit

2019.4.12

【レポート】マイプロジェクトアワード横須賀選考会(神奈川県)が開催されました!

2019年1月12日(土)、三浦学苑高校にて『マイプロジェクトアワード横須賀選考会』(主催:マイプロジェクトアワード横須賀選考会実行委員会、後援:横須賀市、横須賀市教育委員会、協力:三浦学苑高校、運営:一般社団法人ウィルドア)が開催されました。

 

神奈川県横須賀市では初めての開催となる、マイプロジェクトアワード選考会。
須賀地域で高校生の地域でのプロジェクト活動を応援する有志のメンバーが中心となり、三浦学苑高校に会場のご提供頂く形で開催に至りました。

本選考会には、横須賀市周辺の高校生が中心に12プロジェクト・13名が出場しました。

 

普段は、バラバラに活動する参加高校生たち。そんな彼らが出会い、お互いの想いや学びを共有することで、より彼らの学びを応援できるのではないか。そして、それをより多くの大人で見守り、伴走する輪を広げるべく開催をされました。

 

 

今回は、3ブロックに分かれ「グループプレゼン」を行なったのち、各グループから1チームが選ばれ、その選ばれた3チームが全体の前で「代表プレゼン」を行う、という形式で実施しました。

当日は参加者の友人や教員、また地域の方々含め20名程度も応援に駆けつけ、またどのプレゼンにも、様々なドラマがあり、学びがあるのが伝わってきて、会場全体で学びがじわじわ広がるような、温かい時間でした。

  • 【参加プロジェクト】

・政策研究

・MoG

・骨髄ドナーを広め、増やす!〜ドナーを待つ子どもたちに骨髄を〜

・地域創生プロジェクト

・Mytha

・新しい生徒会制作 プロジェクト

・川だよ!全員集合!

・『自分のため』の対話の場

・”DKだけ”で世界初の『Edcamp』

・YOU ARE ME Edcamp横須賀

・モカのマイプロ

・沼津で身動きが取れなくなる!?〜交通インフラ過疎化〜

 

 

 

 

 

プレゼンをして、ただ終わりではなく、このプレゼンから改めて自分自身を見直したり、またここでの繋がりから何か次の一歩が生み出されるようにということで、各グループの発表に対して良い「問い」をなぎかけるとともに、横須賀という地域とつながるきっかけになるように、素敵な6名の方にゲストメンターという役割でお越しいただきました。

  • 【ゲストメンターの皆様(五十音順)】

相澤 謙一郎 様((株)タイムカプセル代表取締役)

亀崎 昌義 様(横須賀経済新聞 編集長)
竹岡 力 様(若者団体Sukable 代表)

萩原 淳一 様(横須賀市教育委員会 主査指導主事)

白田 好彦 様(NPO法人カタリバ 文京区青少年プラザblab館長)

藥師丸 正二郎 様(立教大学 法学部 特任准教授)

 

グループごとのプレゼン後には、ゲストメンターからのメンタリング・フィードバックタイム。

1チームごとにじっくり時間をかけて、質疑応答の時間だけでは引き出せなかった考えや学びを引き出しつつ、様々な側面からアドバイス・エールを送っていただきました。

 

 

 

その後、代表プレゼンでは、各グループから選ばれた3チームが全体の前でプレゼン。

印象的なのは、グループ発表よりも、さらにプレゼンテーションが磨かれており、ゲストメンターからのフィードバックをすぐに反映していたことや、聞いている高校生もとても真剣に聞いていたこと。「学びの祭典」にふさわしい、聞き手も話し手も学びがある、そんな場となりました。

 

 

 

 

 

結果、今回の大会で地域大会・Online大会へ招待されたプロジェクトは

【川だよ!全員集合!】

https://myprojects.jp/project/8593/

 

川が大好きで、自分で川の流れをより深く理解するために大きな実験セットを作ったりしつつ、全国のダムを見にいったり、研究を進め学会で発表を試みるなど、まさにそのオーナーシップやその探究心をとても感じられるプロジェクトでした。

 

 

 

参加したチームからは、

『マイプロは今まで参加してきた発表会の中で一番観客や審査員の方々と近く感じた。私にとってそれは表情が見えたことでいい経験ができた。』

 

『ほかのプロジェクトを聞き、市政や教育、自然、など自分の興味が行き届いていなかった分野にも興味がわくようになりました!』

 

『今まで、発表する際にはすらすら話せることが最も重要だと考えていたのですが、選考会で人に魅せる話し方というのを身につけている方がいて、その方のように東京大会では「話す」のではなくたどたどしくてもいいから「魅せる」ように話したいなと考えるようになりました。』

 

『自分が知らなかった未知なことをやっている人の話を聞くことができたり、大人の方や同年代の方から自分たちがやってきたことをフィードバックしてもらうことができたので、とても学びの多い場だったと感じます。』

 

などと、プレゼンテーションに関する学びから、実際の自分のプロジェクトの伸びしろ、さらには興味関心への広がりなど、様々な学びがこの場にはあったようです。

 

一つのテーマに関することではなく、また大人数ではなく地域の少人数で行うことで、ゲストメンターも参加者も距離が近く、だからこそ生まれる学びの多様さを感じました。

 

 

その他、この場で招待はされなかったものの、結果として東京大会/オンライン大会に4チームが書類審査を通過し、進出。

また、ここで出会った人と再度別の機会で再会したり、ともに何かをやろう!という動きが生まれたりと、

地域での発表会は、地域大会へ招待されるというところだけではなく、
一人ひとりがさらに自分のプロジェクトを見つめ、またそれを見た後輩・同世代が刺激を受けて一歩踏み出し、またそうした姿を地域の様々な主体が支えるといった、自然とマイプロジェクトが生まれる生態系づくりにとても価値ある場だと感じました。

 

 

選考会・発表会を一つのきっかけに、さらにマイプロジェクトに取り組める高校生が増えるまちづくりを、今後とも応援したいと考えています。もし、私の町でも「発表会」をやりたい!マイプロジェクトを待ち全体で応援する環境を作りたい!そんな方がいらっしゃいましたら、現在、「パートナー」を募集しておりますので、ぜひ以下URLより詳細ご覧いただければと思います。

https://myprojects.jp/award/award2019/partner/

 

(文責:マイプロジェクト関東事務局 竹田和広)

 

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