LOADING

LOADING

マイプロニュース

【レポート/メディア掲載】岩手県大槌町で開催!「大槌町高校生マイプロジェクトアワード」

2018.6.29

レポートメディア掲載

マイプロジェクトが「生まれた場所」岩手県大槌町で、

町の高校生が想いを伝える「大槌町高校生マイプロジェクトアワード」(主催:認定NPO法人カタリバ コラボ・スクール大槌臨学舎、共催:大槌町・大槌町教育委員会)が開催されました。

 


高校生の想いを受け止めようと、集まったのは、80名以上の町民の方々。
高校生からお年寄りまで、様々な年代の方が集まりました。
できたばかりの文化施設「おしゃっち」のホールをお借りして、最高の会場でのアワードがスタートします。

 

アワードに先立ち行われたのは「海士町教育魅力化の事例視察報告会」(主催:大槌町)

 

 

教育魅力化を通したまちづくりの先進事例として知られる島根県海士町。そこでの視察に足を運んだ町長を始め、行政職員や高校教員が、そこで見た産業や行財政、そして教育の取り組みについて、プレゼンテーションをしました。

 

町長はキーワードに「耕心」を挙げ「まずは町長である自分が、柔らかな土台を作りたい」と熱弁。力のこもった「気合だ」コールも披露し、会場を盛り上げました。

 

熱気が残る中で、いよいよマイプロジェクトアワードがスタート。

審査員には、大槌町長、高校の校長先生、そしてゲストの寺脇研さん(京都造形芸術大学教授)という豪華な顔ぶれ。

緊張に包まれた会場の中で、トップバッターが迎えられました。
「Come Back Otsuchiプロジェクト」に取り組む、高校2年生です。

 

実は高校1年生からプロジェクトに挑戦していた彼女。
「2040年に町がなくなる」ということを聞き、危機感を持ったことがプロジェクトの始まりでした。
大好きな町をなくしたくない、という気持ちがありつつも、しかし「何をしたらよいのかわからない」という状態が長く続きました。

 

 

思うように活動が進まず、焦りだけが募る日々。
そんな時、ふと気づいたのは「自分のプロジェクトの終わりは、高校時代ではない」ということ。
高校だけでプロジェクトを終わらせなくてもいい。その先もずっとプロジェクトを続ければいい。
そう思えた時、少しずつ行動を始めることができたのです。
「きっと大槌に戻ってくる。大槌のために、大学で勉強をしたい」。そんな気持ちも芽生えました。
「ただただ大槌がなくなるのを見ているのは、絶対に嫌だ。一生かけて、このプロジェクトに取り組む」。そう決意した彼女は「大槌の好きなところ」を周りの人から聞いてみる、という一歩を踏み出しています。

 

熱い発表を届けてくれた発表者に、会場の参加者たちがメッセージを送ります。

 

 

続く「Change My プロジェクト」
彼女もまた、この1年間を悩みながら過ごした高校生です。

彼女の出発点は「自分を変えたい」という気持ち
でもいざとなると、どうやって自分を変えたらいいのか、見当がつきません。

何か大きなことをすればよいのだろうか。でも、どうやって・・・?
悩んでいた時に、気づきをもたらしてくれたのは、家族の言葉でした。
無理なものは無理!
はっきりとそう言われたことで、「目が覚めた」と彼女。
自分は「無力」なんだから、小さなことから始めればいい。
そこで、身近なところーー実家の営む個人商店から、始めることにしました。
珍味として知られるマンボウの腸「こわだ」を使って、インパクトのある商品を作るべく、
試行錯誤の日々を過ごしています。

会場には、これからマイプロジェクトを始めようとしている高校生の姿も。
高校生たちの、ありのままの「等身大」のプロジェクトに、心を動かされていた様子でした。

 

 

最後を飾ったのは「ばあちゃんSmileプロジェクト」
全国高校生マイプロジェクトアワード2017で、全国サミットにも出場した彼女ですが、
自分自身が嫌いだった「ばあちゃん」との交流を通して、その距離を縮めることができたように、若者とお年寄りが対話できる場を作ろうと、新たな一歩を踏み出しています。
いつも、人に流されて行動してしまう自分が嫌でした」。
そう言っていた彼女は見違えるほどに、自分から考え、行動を起こす高校生へと変わりつつあります。

高校生の発表を聞いて、涙を流す参加者も。
感想共有の時間では、
自分もマイプロジェクトを始めようと思う」という決意を語る大人がいれば、
今やっていることは必ず未来に繋がるよ」という激励の言葉も投げかけられました。

 

 

今回、司会を務めてくれたのは、町出身で高校時代にマイプロジェクトを経験した五十嵐(旧姓:吉田)さん。
マイプロジェクトについて、「マイプロをやっていた頃が人生で一番楽しかった
マイプロがなかったら今の自分はないし、自分の子どもにもマイプロをやってほしい」と語ります。

 

 

発表を終えて、安心した様子の高校生たち。
表彰式ではそれぞれに「最優秀自立賞」「最優秀共生賞」「最優秀創造賞」の賞が授与されました。
大槌町で新しく制定された教育大綱で、重要視されている3つの力です。

 

 

最優秀自立賞を獲得した高校生が言います。
自分を変えたくて始めたプロジェクト。行動することで、本当に自分が変わっていった。
そしていつの間にか、自分のためだけではなく、誰かのためのプロジェクトになっている

 

 

ゲストの寺脇研さん。
「はじめは自分を変えたいと思いマイプロを始めた子が多かったが、学ぶということは自分を変えることそのものだ。
ずっと同じままの自分だとつまらない。だからこそ人は一生学び続ける

そんな言葉が示すように、高校生たちの姿に、たくさんの町民の方が心を動かされた様子でした。

 

「自分」こそが、マイプロジェクトの原点

そんなことを気づかせてくれた大槌の高校生たちの、挑戦は続きます。

***

 

今回のイベントの様子は地元紙(岩手日報)でも取り上げられました!
記事の内容は下記をご覧ください。

この記事を広める!

月ごとに見る

スマホ版を見る