【レポート】郁文館高校・社会探究プレゼンテーションを開催!
12月15日(土)、私立郁文館高等学校(東京都・文京区)にて、「社会探究プレゼンテーション」(主催:私立郁文館高等学校、協力:マイプロジェクト関東実行委員会)が開催されました。
今回、プレゼンテーションに参加したのは同校の「社会探究」授業に意欲的に取り組んでいる高校生たち。
総勢12名が集まり8プロジェクトの発表が行われました。
発表前に、全員で気合を入れます。
郁文館高校が掲げる「夢教育」で投げかけられているのは、
自分らしい生き方とは?社会の中で自分の役割を果たすとは?
という問い。「社会探究」はそんな問いにつながる授業の一つです。
今回の発表に向けて、高校生たちはこれまでのプロジェクトの経過を、一つ一つ表現してきました。
発表前。ギリギリまで、発表の準備に取り組む高校生たち。
「プレゼンが成功したか失敗したか」、「うまいプレゼンができたか」よりも、「プレゼンを通して、
自分たちは何を学びとして得て、次に活かそうと思っているのか」を大切にしてほしい。
そんな思いに応えるように、高校生たちの等身大のプレゼンテーションが始まりました。
「大学入試改革」「いじめ問題」「女性の社会進出」など、現代の諸問題に迫るプロジェクトから、
「体育嫌いをゼロにするためには?」といった、身近な疑問と向き合うプロジェクトまで、
個性豊かなプロジェクトが出揃いました。
無事に発表を終えた高校生たちは、振り返りへ。発表をやりきって、安堵の表情を見せていました。
今回のプレゼンテーションでの気づきや学びを共有しました。
自身のプロジェクトに対する学びだけではなく、お互いの発表から学んだことも多かったようです。
優秀として選ばれたチームは、全国高校生マイプロジェクトアワード東京大会の出場権を獲得。
しかし最後は、会場にいたどの高校生の表情も晴れやかでした。
探究というものに終わりはありません。
今回の発表を期に高校生たち自身の問いや考えも深まり、次のステップに向けたヒントがつかめたようです。
【地域大会進出のプロジェクト】
『洋服の情熱大陸』
洋服で人を幸せにしたいという想いからファッションデザイナーを目指している。しかし、ファッションの「裏側」にある問題を自分は知らなかった。そんな「裏側」に迫りながら、ファッションの魅力を伝えていこうというプロジェクト。
【審査員】
北澤 壮太 様 (郁文館高等学校 教諭)
戸田 浩太 様 (郁文館高等学校 教諭)
鶴賀 康久 様 (認定NPO法人カタリバ 事務局長)
米田 瑠美 様 (認定NPO法人カタリバ)
(マイプロジェクト関東事務局 山本晃史)