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マイプロニュース

【事例紹介】マイプロジェクトで見つけた、探究の本質

2019.2.20

お知らせプログラム

探究型学習・マイプロジェクトに取り組む高校生は、自らの興味関心を捉え直すことによって学びの主体性が高まります。

地域に飛び出し、自分の知らない地域の魅力を知る中で、地域への主体性も深めていきます。

探究型学習・マイプロジェクトに取り組んだ高校生と伴走者の声をご紹介します。

 

▼伴走者向け「パートナー登録」の詳細はこちら

https://myprojects.jp/award/award2019/partner/

 

▼同「伴走者フォーラム」の詳細はこちら

https://myprojects.jp/news/4390/

 

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自分の夢、明確に

 

船野 杏友さん

岩手県立大船渡高等学校2年生)

「全国高校生マイプロジェクトアワード2017」学校部門で文部科学大臣賞を受賞。

 

今回の活動を通して「地域の課題」と「ふるさとの自然」に着目することができました。そのことによって「大好きな化学の力で地元に貢献したい」という思いが強くなりました。マイプロジェクトをやって、自分の夢が明確になりました。自分の殻を破ってありのままの姿にしてくれるのがマイプロだと思います。

 

『郷土〜ふるさと〜の水にチャレンジ」 :身近な地下水に興味を持ち、大船渡市内5ヶ所のわき水をサンプリングし成分を調べたところ、市販のミネラルウォーターと類似していることを発見したことから「ニアウォーター」の開発に着手。地元の特産である柿を使った製品開発に挑戦した。詳細はこちら → https://myprojects.jp/project/4134/

 

■授業の中で見えてきた、自分の関心

3年前から始まった大船渡学は「総合的な学習の時間」で行う探究活動。授業設計では、市民活動支援センターでアドバイザーを務める菊池広人さんの支援を得た。授業では、自分の興味関心を深掘りし、そこから文献や論文を探ってみる時間も含め、2ヶ月ほどかけて課題設定をしていった。

その後、夏のフィールド調査。船野さんの場合は「水」をテーマに、水質検査ができる事業所で自分の家の地下水や大船渡市内の湧き水のサンプリング調査を行った。その調査での発見が、冬休みのアクションにつながっていく。

 

■地域や地元企業とつながってアクション

船野さんはその後、実際に水を活用して製品を作ってみるというアクションを行った。地元の企業の協力も得て、何度も試行錯誤したが、目標としていたニアウォーターづくりには失敗。 しかし「印象的だったのは、実験でできた失敗作の苦い水を持って嬉しそうに語っていた姿ですね。失敗しても、色んな人からの刺激があったんだと思います。自分の問いを一緒に悩んで考えてくれる地域の人がいて、彼女が考えたことを大事にした上で協力してくれた」と梨子田先生。

地元企業を訪問し、アクションを支援いただいた

■先生に声をかけられ、アワードに出場

先生からの勧めもあって、マイプロジェクトアワード2017学校部門にてプロジェクトを発表。東北大会で全国大会に選出され、プロジェクトから得た深い学びを言語化した。梨田先生曰く「アワードに参加して、本当に成長したと感じます。こんなに堂々と良いことを言うんだ、と何度も驚かされました。彼女の強みが、引き出された感じでしたね。その後、海外のプログラムに参加を申し込むなど、積極的に変化した」とのこと。

 

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見えないゴールに向けてウロウロと行動し続けること

 

梨子田  先生

(岩手県立大船渡高等学校教諭)

同校2学年の総合的な学習の時間を担当。

 

全国では様々な探究学習が進められていますが、ただの「地元学習」「調べ学習」であっては子どもたちのためにならないという思いがありました。教育課程に組み込み全生徒で取り組む以上、地域ではなく「子どもの学び」を中心に据えて「子どもが学びたいことを地域で学ぶ」という形を模索したいと思ったんです。だからこそ、船野さんも「化学」という本人の関心をベースに、地域を考えていくことができたのかもしれません。地域を起点としていたら、化学という自分の興味対象からは離れていたのではないでしょうか。

彼女のやったことって答えが出ていないんですよ。製品づくりにも失敗している。しかし、見えないゴールに向けてウロウロと行動し続けた。それが探究の本質なんだと思います。答えや成果が出ない中にも学びがあるんです。彼女のように、知的欲求の赴くまま、知りたい、変えたいという気持ちに素直にアクションを重ねていくことが、学びに繋がるのでしょう。そもそも、高校の探究は社会における探究に向けた第一歩に過ぎませんから、失敗が多くて当然。そんな中で伴走者の役割は、背中を押してあげること、そして本音で振り返らせること。この2つなのではないかと思うのです。

 

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梨子田先生と同じく、伴走者として高校生の探究型学習・マイプロジェクトを支える教育関係者の皆様へ、

お知らせがあります。

 

2019年度パートナー募集中!

2019年度のアワードに向けて、探究型学習・マイプロジェクトに取り組む高校生をサポートする高校・行政・団体を募集しています。

登録いただきますと、地域大会への出場権を得られる発表会の開催までをサポートします。

また、探究型学習・マイプロジェクトを推進する全国の「パートナー」同士で学び合うコミュニティにご参加いただけます。

お申し込みはwebページをご覧ください。

▼詳細はこちら

https://myprojects.jp/award/award2019/partner/

 

伴走者フォーラム参加者募集中!

全国高校生MY PROJECT AWARD2018全国Summitでは、教員・行政職員の方を対象に「伴走者フォーラム」を開催します。実際に高校生の発表の様子をご覧いただいたり、高校生に伴走してきた全国の“実践者(教員・NPO職員・行政職員等)“同士が対話やテーマに分かれて学び合う、ワークショップを実施します。

こちらにも是非、ご参加ください。

 日時 2019/3/24(日)10:45〜18:30(10:20開場)

 場所 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス

▼詳細はこちら

https://myprojects.jp/news/4390/

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