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マイプロジェクト

地域Summit

2020.8.26

【レポート】教育関係者向けイベント「8/8(土)第2回マイプロ探究勉強会in関西」がオンラインで開催されました!

2020年8月8日(土)関西2府4県の教育関係者の皆様向けに

第2回マイプロ探究勉強会in関西を実施いたしました。

 

今回の勉強会では「地域×探究学習」をテーマに、

地域と連携しながら探究学習をどのように高校生主体で進めていけばよいか、

学校側からの視点、地域側からの視点など、多種多様な視点から

話題提供とディスカッションを行いました。

 

関西2府4県から11名の教育関係者がオンライン上で集まり、

学びあいの時間となりました。

 

 

 

初めに話題提供として、岡山県立瀬戸高等学校絹田昌代先生より、

セトラボが生み出す新たな学びの場」をテーマにお話いただきました。

 

まずは高校生が探究学習することがどのように意味があるものなのか、

様々な統計資料をもとに分析結果をもとに、

変化が激しい社会である令和の時代だからこその

探究学習におけるマインドセットをご提示いただきました。

 

そこから、「どのような力を高校生に身につけてほしいのか、

探究学習においての育む力をビジョンとして持ち、

高校生を信じ伴走すること」が重要になってくると絹田先生。

 

「高校生の限界を決めるのではなく、楽しみながら伴走している」と言います。

 

また、地域を巻き込むためにはその「楽しさ」から

どのように繋げることができれば、楽しさが広がるのか考えながら、

連携をしているとのこと。

 

爽やかな笑顔で語る絹田先生から、

セトラボ(岡山県立瀬戸高校の探究学習)の学びの楽しさを感じました。

 

 

 

続いては地域側の視点からマイプロジェクト京都実行委員会より

滋野正道さんに「地域とつながった探究が高校生と地域にもたらすもの」という

テーマでお話いただきました。

 

滋野さんはマイプロジェクトを京都府内の高校生に届けるため、

2018年より「全国高校生マイプロジェクトアワード北近畿選考会」を実施。

京都府北部及び兵庫県北部の高校生に、マイプロジェクトを届けてこられました。

 

実際に地域として高校に関わることは、「ハードルが高い」印象があるようで、

「地域も高校と連携して、高校生の学びのお手伝いをしたいと思っている。

そう思ったときにどこにアクセスしたらよいのかわからない」などの課題があると滋野さん。

 

その中でも、地域の人材育成の側面からも「マイプロジェクト」の存在は重要だと語ります。

「地域との連携でありがちなことが、高校生の『マイ』の部分が見えずに

地域課題ありきでやりがちな部分もある。高校生が『マイ』を持ちながら、

地域との連携を楽しく進めていく仕組みづくりは必要」と語ります。

 

 

 

その後、参加者同士で日々の探究学習における疑問点、

悩みをディスカッションしました。

 

「学校の体制はどのような体制でやればよいのか」

「教員が高校生のプロジェクトにどこまで伴走すればよいのか」

など、答えのない問いを出し合いました。

 

マイプロジェクトにおいても、地域と探究のキーワードは

これからも切っても切り離せません。

 

高校生がやりたいことや困っていることなどを

自分ごととして捉え、地域をフィールドにアクションする。

 

高校生の想いや楽しさが伝播すればするほど、

地域の応援団が増え、地域との連携が進んでいくと感じました」と、

参加者から感想が寄せられました。

 

(文責:マイプロジェクト関西事務局 中田愛)

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