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マイプロジェクト(マイプロ)は高校生による地域や社会のためのプロジェクト活動です。

マイプロニュース

MYPROJECTAWARD2016関西大会を2/12に開催いたしました!

2017.3.3

お知らせ

 

大阪府大東市に42プロジェクトが集結

社会の課題解決に向けて活動している中部、近畿、中国、四国地方の42プロジェクトが大阪府大東市に集結しました。。
当日は、記録的な大雪がみまわれ、インフルエンザピークを迎えるなど、開催自体が危ぶまれることもありましたが、全プロジェクトがこれまでの取り組みを全力で発表を行いました。

 

全国Summit進出プロジェクト

【個人・グループ部門】
・Smile&Home team ~ほほ笑みみあふれるとこなんです!~
・しなやかな心プロジェクト
・AEDi
・魅力の再確認で底力発揮!!

【学校部門】
・『ハートフルアクション』~高齢者の安否確認(ハートフルチェックボランティア)からのstep up~

(和歌山県立熊野高等学校)

・堂上蜂屋柿ActivationPro〜美濃加茂から世界へ発信!!〜
(岐阜県立加茂農林高等学校)
・日本の家庭から急須は無くなってしまうのだろうか?検証&普及プロジェクト ~急須に想う日本の心~
(私立甲南高等学校)

 

 

■関西大会審査員コメント

▼井上 英之さん(慶應義塾大学 特別招聘准教授)

人生にはチェンジとトランジションがあります。チェンジが卒業や就職など目に見える変化を指すのに対して、人生のステージが変わっていく深い変化を、トランジションと言います。関西大会の出場者からは、自分たちや世の中のトランジションを生み出そうと、試行錯誤してきた姿がとても伝わってきました。

 

発表で出会った高校生たちのアイデアやアクションは素晴らしく、そして多様で、審査はとっても難しかったです。1万人にアンケートを取って丁寧に理解し行動した高校生、素敵なアプリのデモをつくって披露した高校生もいました。

 

共通していたのは、マイプロを進める中で、みんな困難に出合ってきた点です。先生の賛同を得られなかったり、仲間を巻き込めなかったり。行動し始めたからこそ、うまくいかない場面もいっぱいあった。そこから、学び、工夫し、次に行く。視界が変わり、世界が違って見えていく。

 

関西大会が素晴らしかったのは、そうした体験の発表を通して、発表した高校生たちが共鳴し、つながり始めたことです。まったく違う地域で暮らす同世代の、テーマはちがっても、共通した物語に出会う。一人の経験が、互いの言葉を通じて、互いに意味付けられていく。

 

結果的に、全国サミットへ選出されたのは、プロジェクトを通じて自分に向き合うことに加え、他のプレゼンをよく聴き理解しコミュニケートする、素敵な高校生でした。学校のテストでは隣の人の答案を覗くとルール違反ですが人生はそうではありません。人生は協力しあう借り物競走です。審査会場にだって、あなたのマイプロを助けてくれる誰かがいるかもしれません。発表は競争よりも、学びあいなんだと思います。その方が、変化のスケールも大きくなりますしね。

 

ぼくは審査員という立場でしたが、ジャッジでなく、教えるでもなく、その場に共にいることを大事にしました。自分の喜びや苦しさ、寂しさに共感することは、他者の気持ちを知ることでもあります。自分や他者に共感することの先に、それに代表される、世界があなたを待っています。

 

高校生のみなさんは、日常を大事にしてください。いまこの瞬間、道を一歩一歩、あるいている感覚、風景、看板、雑草、友だち、気づいているこの瞬間。あたりまえの日常から、あたりまえでない大事なことを見つける。それを言葉にし、プロジェクトの形にしてみる。それがマイプロジェクトです。大切な一歩は、いま、始まるんですよね。

 

▼白井 智子さん(NPO法人トイボックス 代表理事)

「マイ」プロジェクトというからには、審査において重要なのはプロジェクトを自分のものにできているかどうか。とはいえ審査員の好みや運もあります。何が優れたプロジェクトなのか、はっきりした答えなどありません。

 

私たちが生きるのは変化の時代です。去年正しかったはずのことが今年は変わってしまうこともあります。確固たる基準なんて世の中にはありません。何を大事にするかは自分で決めるしかない。

 

私が昔お世話になった松下政経塾の塾生選考基準は「運と愛嬌」。松下幸之助さんがそう決めちゃった。ある意味、確固とした基準なんてないと開き直っているとも言えます(笑)

 

マイプロジェクトアワード関西大会は、そのことを大会のプロセスを通して学んでいく場でした。だから大会なのに、みんな元気で楽しそうでした。私も楽しかった。

 

私が審査したのは学校部門でしたが、マイプロジェクトのような曖昧模糊とした学びを先生方が熱意を持って支えておられるのはすごいと感じました。学校も変わってきているんだと嬉しかった。私たちが文部科学省の審議会で議論していることと現実が繋がっていることを実感しました。

 

そういえば私の学校では中学3年生の夏休みに自由研究がありました。適当にまとめて提出しまうこともできるのですが、私はこの機会を利用してやろうと思いました。当時ジャーナリスト志望だった私の研究テーマはテレビニュース。夕方のニュースを全局録画して比較したのです。近所のおばちゃんたちに頼みこみ、各局のニュースをビデオ録画してもらって集めました。比較してみると面白い。ある局でトップニュースになっている事件が、別の局ではぜんぜん取り上げられていない。きっとこれはCMスポンサーとの関係が背景にあるのでは、などと推測しているうちにどんどん興味が膨らんできます。

 

そして私はすべてのテレビ局に取材を申し込みました。緊張して電話すると「誰かの紹介ですか?コネクションはないんですか?」と言われ傷つきました。それでも必死に説明すると、なんと全ての局が中学3年生の小娘を受け入れてくれました。ジャーナリストの木村太郎さんにもお会いできて感動したこと、今も忘れません。

 

30年経っても、その研究の発表をしたことを先生方も覚えてくれている。あれは私のマイプロでした。学校の課題をつまらないものと割り切るのではなく、まずは思いっきり活用してみてください。あなたの本気を受け止めてくれる先生との出会いが、きっとあなたの未来をつくるはずです。

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