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マイプロジェクト

地域Summit

2017.3.16

MYPROJECTAWARD2016北九州大会を2/25に開催いたしました!

福岡県北九州市に23プロジェクトが集結

九州、中国地方、沖縄県の23プロジェクトが福岡県北九州市に集結しました。。
遠くは沖縄県や岡山県から高校生が集まり、昨年よりもスケールアップした大会となりました。

 

全国Summit進出プロジェクト

【個人・グループ部門】

・高1が届けるクマモトの声
・夢を本に!!
・link ring song プロジェクト

 

【学校部門】

・石段の家プロジェクト
(呉工業高等専門学校)

 

 

■北九州大会審査員コメント

▼田口 一成さん(㈱ボーダレス・ジャパン 代表取締役社長)

審査員を引き受けたときには、もっと無機質なカタカナっぽいアワードなのかと思っていました。「社会の課題を解決するためにこんなプロジェクトやりました!どうですかすごいでしょう」みたいな。

 

しかし実際に目にしたマイプロジェクトは自分の内面との戦いでした。すべての高校生の共通点は、自分の壁と向き合おうとする姿勢でした。これには驚きました。このアワードの本質はプロジェクト評価ではなく、戦いや葛藤や自己成長なのです。

 

たくさんの起業家と出会う立場として申し上げると、これはめちゃくちゃいい。

大人の世界にも「ソーシャルなんとか賞」みたいなものが多々あります。ああいうので賞をとろうと思ったら簡単なのです。美しいモデルを書けばいいだけだからです。それでは賞は取れても起業家としては成功しません。

 

高校生だって同じです。部活やコンクールで賞を狙うのもいいですが、そんなことよりも、自分自身と向き合ったかという方が重要です。きついときに逃げなかったか。そして自分がどれだけ成長したか。

そういうものを評価する基準はなかなかありません。だからこそ、高校生の内なる葛藤を評価しようとするマイプロジェクトアワードのメッセージは重要です。

 

北九州大会でも評価を分けた決め手はそこです。賞を取るため、ほめられるため、という次元を越えたプロジェクトが全国Summitに進出しました。もしかしたらプロジェクトのインパクトや継続性では劣っていたかもしれません。それよりも「マイ」プロジェクトと呼ぶに値するかどうかが重要なのです。

 

自分のやりたいことに向かって走っている人は美しい。そういう人は幸せに生きています。高校生のみなさんは、そんな未来を目指してください。有名な大学、有名な会社、高い給料、それを基準に生きていく人が果たして幸せかというとそうとは限りません。社会に出たら肩書なんて、たかが知れた話です。

心からトライしたいと思えるものにいつも向かっていられる強さを身につけるためには、行動しかありません。

 

▼井上 孝志さん(福岡県立東筑高等学校 教諭)

みなさんのマイプロジェクトの発表をお聞きして、何事もそうですが最初の一歩を踏み出すことはとても大変なんだということがよくわかりました。どのプロジェクトもきちんとその一歩を踏み出していたことに敬意を表します。大人でも大変なことなのに、高校生がここまで実践できていることはすごいなとつくづく思います。

 

印象的だったのは、どのプロジェクトも一人称で語ってくれたことです。自分の立ち位置から問題を見つけて、自分の問題として捉えて、行動を始めている。審査員もその姿勢に勇気をもらいました。

特に全国サミットに選出されたプロジェクトは、そうした点が圧倒的でした。全国サミットに向けて、さらなるブラッシュアップを期待したいと思います。

 

「富士は一日にして成る」という言葉があります。高校生を見ていると、突然大きな嶺がポンとできる瞬間があります。この北九州大会はみなさんの嶺をかたちづくる成長の瞬間になっていると感じました。そんな姿を見られて幸せでした。

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