【レポート】地元出身大学生も参加!島根スタートアップを開催しました
8/10(金) 〜12(日)の3日間にわたって開催されたマイプロジェクトスタートアップキャンプ「しまねマイプロジェクトSTART UP合宿」が終了しました!
島根県内の各地から集まった26名の高校生が集結。
さらに当日は、島根県の卒業生コミュニティ「ルーツしまね」が企画した「しまねUターンマイプロバス2018」に乗って、東京から大学生・社会人が参戦!
ファシリテーター・先輩として、高校生のプロジェクトづくりを支えました!
また、2日目には、地元企業の方々が高校生たちのプロジェクト磨きに参加するなど、島根県内の様々な大人を巻き込んだ3日間となりました。
下記より3日間の詳細レポートです!
会場は、島根県立青少年の家「サン・レイク」。
同じ島根県内とはいえ、初対面の高校生も多い中で、ドキドキの3日間が始まります。
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まずは参加高校生・大人全員でアイスブレイク。「本気じゃんけん自己紹介」で会場が一気に熱気に包まれます!
班ごとに分かれたら、自己紹介が始まります。
島根出身の大学生と高校生が高校の先輩後輩同士であったり、中には部活動が一緒というケースも。
「部室にまだあれあるの?懐かしい〜」「◯◯先生、元気?」
などと、高校トークに花が咲きます。
少し緊張がほどけてきたところで、いよいよマイプロジェクトづくりが始まります。
まずは、「自分グラフ」を使って、自分自身と向き合う時間。
これまでの人生で、楽しかったこと、嬉しかったこと、がんばれたこと。
反対に、辛かったこと、大変だったこと、がんばれなかったこと。
自分と向き合う中で、涙がこみ上げてくる参加者もいましたが、ファシリテーターたちが全力で受け止めていました。
一人でじっくり考えたり、大人に話してみたり、グループの仲間に共有したりする中で、少しずつ「自分」が見えてきます。
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続く2日目。
「先輩の話」では、プロジェクトに取り組んだ経験のある地元出身の大学生たちが登壇。
大学生たちも、この日のために前日から準備をしていました。
緊張した面持ちで発表に臨む大学生たちに応えるように、高校生たちも真剣な顔でメモを取ります。
プロジェクトを始めてみて、ぶつかった壁。
それでもプロジェクトを続けようと思った、想い。
そして、プロジェクトに取り組む中で見つけたこと。
具体的なプロジェクトを目の当たりにして、高校生たちもイメージが膨らんできたようです。
そして、この日からはいよいよプロジェクトづくりへ。
「桃太郎の鬼退治」を用いたオリジナルの教材を活用して、具体的なプロジェクトを考えていきます。
高校生と初めて向き合う大学生や社会人も、教材をヒントにしながら高校生たちの伴走に奔走。
具体的なプロジェクト構想につまづく高校生にも丁寧に寄り添い、言語化や構造化を手伝います。
午後には、地元企業の社会人の皆さまがお手伝いに加わり、プロジェクトを深めるためのヒントを送ってくださいました。
これまでにないほど様々な大人と関わる高校生たちも、必死で大人たちに疑問や不安をぶつけます。
最後には、企業の社長の方々からも、高校生への熱いエールが送られました。
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一方で、プロジェクトや探究に取り組む高校生にどう伴走し支えていくかを考える勉強会も同時に行われました。
先進事例から、高校生の伴走をどう県内に広めていくか。地元の高校教員や教育委員会、行政職員などが集まり、活発な意見交換がなされました。
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そして迎えた最終日。
この日のゴールは、高校生それぞれで設定をしました。
これまで話したことのない大人と1対1で発表を聞いてもらうことを選択した高校生もいれば、
グループのメンバー全員に聞いてもらいたいという高校生、
はたまた、参加者全員の前での発表を選ぶ高校生もいました。
「大好きな歌を通して、自分の高校をPRしたい」
「地元を盛り上げるために、超かっこいいダンス動画を作ってみる!」
「もっと簡単に空を飛んでみたい!」
など、3日間の想いがつまった、個性に富んだプロジェクトが誕生しています。
最後は車座になって、みんなで向き合う時間です。
それぞれが、それぞれの、素直な気持ちを話し始めました。
「最初は先生に言われて来たけれど、いつの間にか夢中になっていた」
「自分は今年受験生。やりたいこともわかったので、まずは受験を頑張りたい」
「去年はプロジェクトを作ったのに実行できなかったから、今年こそ実現する!」
▼当日の写真