【レポート/メディア掲載】「全国高校生マイプロジェクトアワード in 北近畿」を開催!
12月16日(日)、京都府福知山市で、「全国高校生マイプロジェクトアワード in 北近畿」(主催:全国高校生マイプロジェクト京都実行委員会、協力:全国高校生マイプロ関西実行委員会、 Tomos-人のこころに火を灯す-、京都わかもん会議実行委員会、後援:京都府教育委員会、兵庫県教育委員会、福知山公立大学)が開催されました。全国高校生マイプロジェクトアワードの地域大会につながる選考会として、北近畿エリアでは初の開催となりました。
会場の「京都府中丹勤労者福祉会館」から望む福知山市の景色
少子高齢化や地域活動の担い手不足などが叫ばれつつある一方で、地域を盛り上げようとする動きも多く見られる北近畿。
自分の身の回りにある問題、自分が住んでいる地域に眠る資源などをテーマとして設定し、主に学校内での探究的な学習の時間を使ってプロジェクトに取り組んできました。今回の選考会では、6校(京都府:3校、兵庫県:3校)より33名の高校生が参加し、11プロジェクトが発表を行いました。
イベント内の時間では、引率で来られた学校の先生や一般観覧の方々を対象とした「伴走者コンテンツ」も実施しました。予想を大きく上回る方々にお越しいただき、熱が交わる場となりました。
次年度のマイプロジェクトにはぜひ、参加したいという方もいらっしゃいました。
発表を終えた高校生たちは緊張からも開放され、振り返りのワークショップでは他校の生徒とグループワークを行い、会場全体が笑顔であふれる場面も数多くありました。
会の終わりには、主催者である高校生マイプロジェクト京都実行員会 中田愛委員より、想いのこもったメッセージをいただきました。
「去年、初めて全国Summitに参加して、自分が住んでいる京都府からの出場者がいないことが悔しかった。『北近畿だから』こそ、できるんだ!ということを伝えたい」
「北近畿」から「関西」へ。「関西」から「全国」へ。「全国」から「世界」へ!!
今回の大会で地域大会へ選出されたプロジェクトと、当日の審査員をご紹介します。
【地域大会選出の2プロジェクト】
『射添和紙復活プロジェクト』
高校生ならではの目線から射添和紙の魅力を発信し、地域内外の人と人との繋がりを創出。
『3市の比較から見る北部地域のゴミ処理問題』
京都北部地域の福知山、舞鶴、綾部の3市におけるゴミの現状を比較し、地域によってゴミの分別方法が異なる理由を解明。
【審査員】
京都府教育委員会
千代 その子 様 (一般社団法人ダンストーク 代表)
長谷川 伸 様 (関西大学商学部 准教授/関大まいらぼ。)
生田 裕規 様 (認定NPO法人カタリバ 雲南市教育魅力化事業 統括)
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今回のイベントの様子は新聞でも取り上げられました!
記事の内容は以下をご覧ください。
・読売新聞(2018年12月17日付)
・両丹日日新聞(2018年12月18日付)
(全国高校生マイプロジェクト全国事務局 延岡由規)