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地域Summit

2020.10.23

【レポート】地域活動とつながる~川崎ワカモノ未来PROJECT2020

高校生が川崎のまちを舞台に、自分でプロジェクトを企画し実行する「川崎ワカモノ未来PROJECT」(以下カワプロ)。9月6日のヒラメキLab(キックオフ)の後、5期のメンバーのプロジェクトも少しずつ進んでいます。

 

 

▼ももか「個性で踊ろう」

チアダンス歴10年で、今高校でもダンス部に所属しているももかにとって、ダンスはもはや生活の一部といっていいほど切り離せないもの。
大好きなダンスを通して、より多くの人と心を通わせたい。もっとたくさんの人と一緒に踊りたい。障がいのある人とも、ダンスで繋がりたい!という思いがスタートになっています。
このプロジェクトを、大学生メンターやゲストメンターに話していたところ、川崎市内で活動するダンスチームを紹介してもらうことができました。

 

▼ひらまダンサーズ(仮)の活動に参加

ひらまダンサーズ(仮)は、社会福祉法人ともかわさきのなかはら障害福祉施設ひらまの一角で始まった、できたてほやほやのダンスチームです。

高津区で活動している「ダンスラボラトリー」から派生して生まれました。

 


ダンスラボラトリーは、ダウン症の娘さんを持つ園部由美さんが中心になって、6年前に発足した団体です。

 

園部さん「娘の高校卒業がきっかけでした。ダンスが大好きな娘にダンスを続けさせてあげたいと思ったのと、障がい者が出かけることができる場所はとても少ないので、気軽に足を運べる場所を増やしたい、という思いもありました」
ひらまダンサーズ(仮)は、障がい者だけに限定するのではなく、誰もが参加できる場にしたいという園部さんの願いのまま、この日も、年齢性別様々な人たちがダンスを楽しんでいました。

 

 

▼大学生メンターも参加

そして、さらにこの日、大学生メンターのあやちゃんも参加してくれました。今年のカワプロはオンラインで進めているので、あやちゃんとももかも、実際に対面したのはこの日が初めて!

 

 

あやちゃんも小学生のころからタップダンスを習っていて「ダンスが好き」という共通項もあり、プロジェクトを進める上で大きな力になってくれています。
「全然ついていけてない‥」とあやちゃんは言うけれど、講師のREINAさんの指導に合わせて動いている姿は、さすがでした!

 

 

▼ダンスでつながる

園部さんの娘さんのMAKOTOさんも、二人の参加を喜んでくれて、話が弾んでいました。

 

 

「高1のときに、障がい者の方と一緒にアート作品を作る、というイベントに、勇気がなくて参加できなかったことを後悔していて、その気持ちが今のプロジェクトに繋がっています。ダンスを踊り始めると、障がいも、年齢も関係ないんだなと感じました」と、ももか。

 

 

この日の参加がきっかけになり、11月にひらまの近くで開催されるイベントで、ももかのワークショップを開催してみたら、という話も進んでいます!

 

一歩踏み出すとまた次の一歩へと繋がっていくから、勇気をもって一歩を踏み出してみよう。大切なメッセージを、ももかがみんなに届けてくれました。

 

▼これまでのカワプロレポートはこちらから

①川崎ワカモノ未来PROJECT2020いよいよ始まります!~参加者募集開始~
②【レポート】卒業生たちが支える今年~川崎ワカモノ未来PROJECT2020

③【レポート】受けとる側から渡す側へ~川崎ワカモノ未来PROJECT2020
④【レポート】プロジェクトのタマゴ生まれた~川崎ワカモノ未来PROJECT2020

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