【レポート】⑪こうすけ・かなで・かりんとう~川崎ワカモノ未来PROJECT
高校生が川崎のまちを舞台に、自分でプロジェクトを企画し実行する「川崎ワカモノ未来PROJECT」(以下カワプロ)。
今回から6期の高校生たちのプロジェクトの内容を紹介します!
まず第一弾は、こうすけ、かなで、かりんとう!
▼生徒会長が地域活動にチャレンジ!「地域活動×生徒会 」こうすけ
高校でも軽音部でバンドを組んだり、生徒会長を務めたりと積極的なこうすけですが、「もっと人と違うことがしたい!」という情熱があり、カワプロへの参加を決めました。
プロジェクト伴走のためのカワプロcafe、カワプロOGが企画してくれた親睦イベントなどにも参加し、次第にカワプロ6期の中でもこうすけの存在感が大きくなっていきました。
コロナ禍での高校生活の息苦しさや校則についての疑問など、プロジェクトの出発点になりそうなものはありながら、どこから手を付けたらいいか分からなかった時に、大学生メンターやゲストメンターからアドバイスをもらいイベント開催までこぎつけました。
住んでいる地域を拠点とした高校生団体「おもんない」を友人たちと設立。学生のためのイベント開催を目指します、と発表しました。
▼サッカーで伝える多様性「Diverse Football World」かなで
かなでは、妹さんが学校でもらってきた広報誌を見てカワプロに参加。
小学校のときに2年間イギリスに滞在し、現地のサッカー熱に影響を受け、サッカーの大ファンに。
川崎はプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」の本拠地でもあることから、サッカーにちなんだプロジェクトを進めていました。
「イギリスでの様々な価値観が混ざり合った生活体験と、サッカーの魅力を掛け合わせて発信したい」「川崎には外国ルーツの方も多いので日本語と英語両方で発信したい」と考え、川崎市行政の方と話したり、発信用のサイトを探したり試行錯誤を重ねました。
大学生メンターのぬまと共通項が多かったこともあり、意思疎通しやすく、プロジェクト進捗の助けになっていたようです。
海外の大学を目指していると語るかなで。地域と世界、ローカルとグローバルを自在に行き来する世代の登場を感じさせてくれました。
▼みんなの好きを話す趣味集会!「Flower Project」かりんとう
かりんとうは、コミュニティカフェで働くお母さんからカワプロの募集を教えてもらって参加しました。
韓国のアイドルが好きで、韓国語の検定を受けているというかりんとう。
韓国で盛んなカップホルダーイベント(非公式でファンが好きなアーティストをみんなに知ってもらう活動)のような、みんなで好きなもの・ことを話す会をやってみたいと考えました。
大学生メンターと一緒に多摩区ソーシャルデザインセンターに足を運び、イベントの具体案を練りました。
自分の名前から一字とって「花プロ」と名付け、11月にプレイベントを開催!
校外活動は初めてで、学校の勉強との両立に苦労しましたが、ハナサクの舞台に立って自分のプロジェクトについて話しました。ハナサク後には花プロの本番として「趣味会~KPOP~」と題したイベントを継続開催しています!
今回はここまで!
次回は、めいめい、まき、ひろのプロジェクトを紹介します!