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地域Summit

2022.6.27

【レポート】⑬ジョン・くるす・かれん&りな&さやか~川崎ワカモノ未来PROJECT

高校生が川崎のまちを舞台に、自分でプロジェクトを企画し実行する「川崎ワカモノ未来PROJECT」(以下カワプロ)。

6期の高校生たちのプロジェクトの内容を紹介しています!
第三弾は、ジョン、くるす、かれん&りな&さやか!

 

▼外国の文化を知るきっかけに!「ゲームで世界と繋がれ!!プロジェクト」~ジョン

6期には、関東圏の枠を越えて東北から参加してくれた高校生がいました。ジョンもその一人。福島県からの参加でした。

 

 

高校2年生のジョンは、「海外へ行きたい」という願いと、「ゲームが好き」という気持ちを掛け合わせて、海外の人とゲームを楽しむプロジェクトを企画しました。

 

 

とはいえ、海外の人と何語で話すの?どこで集まるの?という問題があります。
話す言葉は、今から英語を勉強するとしても時間がかかるので、とりあえず日本語を話せる海外の人を対象にすることに決定。
場所は…福島のどこかの会場で、というのも難しそうなので、オンラインに。
どうやって参加者を集めるか、集まってどんなゲームをするか、などなどメンターのドリーと何度もミニカフェ(話し合い)を重ねて、なんとか3人の参加者を集め、オンラインイベントを設定することができました。

 

 

コスプレまでして準備万端整えて、参加者を迎えたのですが・・・

 

 

 

不参加の連絡もないまま、参加者はゼロ。

イベント開始時刻を1時間過ぎたところでイベントを中止し、ジョンとドリー二人で話し合い、この失敗を糧として、まず他の異文化交流イベントに参加してみて企画運営を学ぼうということになりました。

 

 

 

ハナサクPresentationの当日、ジョンは都合で欠席しなければならず、急遽メンターのドリーが発表するというハプニングもありましたが、4か月間一緒に走ってきたコンビだからこそのスムーズな交代で、これまでの学びの過程が伝えられました。

 

▼繋がることで進む地域活性化「PoF project 」~くるす

ジョンと同じく、福島県からの参加のくるす。幼少期からのサッカー少年であり、高校に入ってから生徒会・クラス委員などの活動も始めて、さらに新しい世界に飛び込んでみたくてカワプロへの参加を決めました。

キックオフの参加後は、高3ということもあり、なかなかカワプロcafeなどにも参加できずにいましたが、ハナサクPresentationでは「PoF(Proud of Fukushima)会議」という取り組みについて発表してくれました。

 

 

PoF(Proud of Fukushima)会議は、福島県内の高校の生徒同士が連携する会議で、それぞれの学校での活動を発表し、お互いに意見交換することを目的としているとのこと。

この会議で古民家再生や地元の食材を使ったカレー作りなどの活動を知り、それをきっかけにくるす自身も、購買での食品ロス削減や節電を呼びかける活動を始めることになったと話してくれました。

 

 

発表には同じ会議のメンバーも参加。高3で卒業してしまうくるすの跡を継いで活動を継続する「後継者」も登場し、PoF会議の活動について話す時間もありました。オンラインの利点を生かした、遠隔地からの生の声を聞く貴重な機会に、審査員からも様々な質問が投げかけられました。

 

 

 

 

▼コロナ禍に困る人へ「お店と生活困窮者を同時に助けよう!」~かれん&りな&さやか

高校2年生のかれんは、川崎市から参加。同級生のりなとさやかと一緒に、コロナ禍で営業不振に苦しむ飲食店・生産者と、生活困窮家庭(主にひとり親家庭)を同時に助けるプロジェクトを企画。

 

 

モノが売れずに困っている人と、必要なモノが無くて困っている人。モノが移動すれば問題は解決するはず、という発想は誰もが納得するものです。
しかし、そこには資金が必要で、その資金をどうやって集めるか、という問題が大きく立ちはだかっています。

ゲストメンターから、「困っている人を助けたいという気持ちだけではいつか息詰まるのでは?」「まず本当にやりたいことを見つめてみたら」などのアドバイスがありながらも、3人はどうしてもこのプロジェクトを進めたいという気持ちが強く、クラウドファンディングの手法を調べたり、市内の困窮者支援を行っている団体とのつながりを模索したりと試行錯誤を続けました。
ハナサクPresentationの発表でも、どのように協力店を見つけるか、困窮者とどのようにつながり、物資を届けるか、など具体的なプランを話しました。

 

 

そのときは、計画にとどまっていたのですが。

その後市内の社会福祉協議会の協力を得られることになり、福祉施設などからの物資提供を受け、場所を借りることもできて、実際に物資配布のイベントを開催!

3人の気持ちがたくさんの人を巻き込み、形になりました。

まず、気持ちを誰かに伝えてみること。その大切さを教えてくれる活動でした。

 

さて、次回は、最後の3人!くるみ、やま、まゆの発表を紹介します!

 

 

▼これまでのレポート

①6期いよいよ始まります!~参加者募集開始~

②一年に一度の集合日!カワプロカイギ
③「大切なもの」を届けたい
④「まちづくり×高校生」が始まる!

⑤今年もここから!「vol.1 ヒラメキLab」

⑥プロジェクトはカフェで育つ

⑦カワプロからまちづくりへ

⑧温かなつながりのある未来へ

⑨まちの「跡取り」が地域で育つ
⑩今、花開く時
⑪こうすけ・かなで・かりんとう

⑫めいめい・まき・ひろ

2020のカワプロ

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